10月12日、14日と三重県桑名市の木曽川に釣行。ウェーディングゲームで、怪物級のマゴチに年無しクロダイと、連日ビックワンを獲った釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・高畑光邦)
木曽川でウェーディングゲーム
10月12日、14日と三重県桑名市の木曽川でウェーディングゲーム。
初日の10月12日は岸からのキャストがメイン。早朝暗いうちに到着。釣り始めは前日より雨が降っていたため河川に雨水が入り、塩分濃度は薄い状況だった。
あまりに薄いと必ず釣れてしまうのがニゴイだ。当然この日もニゴイが次々釣れる。まるで釣り堀に来たように、水中ではニゴイが暴れ回っているように感じた。
『怪物級』68cmマゴチ登場!
気がつけば辺りは明るくなってきた。辺りが明るくなるにつれて、ニゴイがウソのようにいなくなっていく。
岸際にはベイトが何かの魚から逃げている。沖にキャストしたルアーを岸ギリギリまでリトリーブさせる。すると、ルアーを回収しようとロッドを起こした時、突然下から食い上げる魚がいた。
一瞬びっくりしたが、ドラグを緩めにしていたことで、しっかりと魚とファイトができた。上がってきたのは、木曽川ではめったに出会えないサイズのマゴチだ。急いでランディング、無事にキャッチすることができた。すぐに計測すると、68cmのマゴチだった。
その後も良型のマゴチを連続で釣り上げることができ、この日は潮止まりとなり終了。
2日目は55cm超クロダイ!
そして14日は、下げ潮5分から釣行に臨んだ。今回はストラクチャー狙いのピン撃ち。ひたすらストラクチャーめがけてキャスト&リトリーブを繰り返す。数投ごとにルアーのカラーをチェンジさせ、ひと通りカラーが回って一番木曽川で釣果が出ているカラーへ戻した。
ルアーをトーン、トーン、トーンと岩に当て、当たった振動や音でクロダイにスイッチを入れさせる。すると、ドンドンッとルアーを持っていくアタリがきた。アワセを入れると、エイが掛かったように重い。
なんだ?と思いながら巻き続けると、水面から出てきたのは60cmオーバーかと思わせるほど頭が大きく、口がものすごく大きいクロダイだった。計測すると55cmを超えるクロダイだった。
今後の展望
今年の木曽川にはかなり魚が入ってきており、釣り人を楽しませてくれている。大きなターゲットを狙うには今が最高に良いだろう。また岸を歩く際は泥で滑る恐れがあるため、必ずウエーダーやライフジャケットを着用してほしい。
<週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦/TSURINEWS編>
桑名市・木曽川