奈良・布目ダムのヘラブナが絶好調だ。10月21日は朝から好ペース。午後からはもじりが近づき短竿に持ちかえてペースが上がり31匹を釣り上げた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・久保一美)
布目ダム攻略のコツ
奈良・布目ダムは現在、副ダムは水位がやや低く、水面の藻や水草が多く釣りにくい状況。一方、本湖は全体的に良く、釣れるポイントさえ確保すれば33~43cmの美形ベラが釣れている。好ポイントは平日でも早朝から釣り人が多いのが現状だ。今後は水位も上昇していくので、さらによくなるだろう。
どのポイントでも一にも二にも狙ったタナへ、ヘラブナを寄せることが先決だ。したがって、両ダンゴでヘラブナを寄せ、「タナの上下動」をさせないこと。冬季になるまでは、タナは1.5~2本でよく釣れる。
そして、布目ダムのヘラブナはヘチも回遊するのを知っておきたい。10月21日の釣行でもそうであったが、特に水深のあるポイントや、ドン深のポイントでは、10尺前後の短竿でも十分釣れ、ヘラブナのサイズもかわらない。私の友人には7尺から9尺という短竿でもよく釣っている人もいる。強風や雨天時などは特に有効だ。
また、11月1日からはワカサギ釣りもオープンするのでトラブルのないように楽しんでいただきたい。
<久保一美/TSURINEWS・WEBライター>
布目ダム
所在地:奈良県山辺郡山添村