アジングにおいて重要な「リーリング」。アジに違和感を与えない「静」の釣りを目指し、4つの釣法ごとのリーリングの使い分けを解説しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
ダート
リグを激しく左右に動かして、アジのリアクションバイトを誘発するダートアクションにおいては、リーリングがキモである。サオ先の操作でも可能だが、筆者としては、リーリングでやる方がきれいにリグが動いてくれる感じがする。
まずリールのドラグを緩めに設定する。そしてハンドルを押し込む反動でサオ先が自然に上下するようなイメージで2、3回リーリングすると、ドラグによりイトが滑って海中で極端にリグが動きすぎないように抑えながら、いいダートアクションが演出できる。
焦れずにリーリングしよう
ダートアクションを除いて、アジングのリーリングは基本的に「静」のものである。リールに関しては、ドラグの設定の方が先で、これを魚の機嫌に合わせて微調整する方がリーリングより大事だ。リーリングで魚を釣ってやろうとせず、基本は、ただバイトを待つためのラインテンションを保つために、ハンドルを微妙に触るだけ、というイメージでいこう。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>