魚種多彩な秋の「イカダ釣り」は家族釣行にオススメ。いろいろな魚を釣るために、必ず持参しておきたい仕掛けを紹介します。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)
2. 胴突き仕掛け
胴突き仕掛けは全長やハリスの長さ、ハリの形状などを違えればさまざまな魚が狙える仕掛けの総称です。そして、多々ある胴突き仕掛けの中でも秋の五目イカダでオススメなのが、「カワハギ用の胴突き仕掛け」です。
カワハギ用がオススメ
カワハギ仕掛けの特徴は、仕掛け全体が短く、ハリスも短めの設定なところ。そしてハリの形状が独特なことです。エサ取り名人と言われるカワハギのおちょぼ口に掛けやすくした形状のハリは、「ハゲバリ」とも呼ばれます。そのハゲバリを使用した仕掛けがオススメです。
その理由は、秋のイカダではまず、カワハギを狙っていただきたいからです。カサゴやメバルを狙うための胴突き仕掛けもありますが、カワハギにかかるとエサばかり取られてしまうことも多いので、あえてカワハギ用に開発された仕掛けが一番のオススメです。
多彩な魚が釣れる
この仕掛けでも、カサゴやキュウセン(ベラ)、アジなど胴突き仕掛けに掛かってくる魚のほとんどが釣れます。また、感度が良い仕掛けになっているので、カワハギの小さいアタリだけでなく、いろいろな魚をハリに掛けやすくなっているのが特徴です。
カワハギ用のエサとしては、生きたスジエビ(シラサエビ)や冷凍のスジエビをメインに、オキアミや虫エサなども使用できます。