懇意にしている釣具屋の店員さんにワームのカラーについて相談。すると、「カラーよりも優先すべきことがありますよ」との返答が。その意図を詳しく聞いてみた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
カラーの選択法
私に諭す意味で、ある種強い言葉で「無関係」と氏は言ったのだろう。
「では、どういう風にいつもカラーを選んでいますか?」
と質問したところ、これまた参考になる回答が返ってきた。
「シルエット」が重要
曰く、まず「シルエット」だそうだ。バスワームを例にとって、語ってくれた。たとえば定番のグリーンパンプキンやちょっと変わり種のブラック系、あるいは満月の夜に効くホワイト系は、シルエットが出やすい。チャートも同様だ。つまり魚にワームがここにあるとアピールしやすい。
活性の高いときに使用するのがこのシルエットがはっきりするもので、逆に活性が低いときには、ナチュラルな食わせを演出するクリア系が効くとのこと。
ラメについて
それから、ラメが入っているか、いないか。ラメのカラーについては、そのラメ自体、シルエットが出る色か、出ない色かで、それ以上細かいことは気にする必要はなし!
最後にその方がおっしゃったのが、「大阪南港みたいなプレッシャーの高い場所で、あえていえば、誰も使っていないカラーを使うことが、魚を捻り出すコツです」とのことだった。