9月14日、『青物銀座』と形容されることもある静岡県静岡市の三保飛行場前で、ジグと弓角を使いタチウオと青物を狙った。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井航)
弓角でヒラソーダ
度々、私の右側ではナブラが一瞬出るが、ナブラの感じからソーダガツオのようだ。ナブラ正面のジギンガーたちには残念ながらヒットがない。イナダが弓角へ好反応していることから、ベイトサイズはジグよりも小さくシラスやそれに類するマイクロベイトの可能性が高い。
そして、ソーダガツオもシラスかそれに類するマイクロベイトを捕食、もしくは偏食している可能性は高い。この状況下でなら1人勝ちができるのではないか?と考えた私は、ソーダガツオがこちらに寄ってくるまで待つことにした。
すると、近場でナブラが発生。ナブラまで少し距離があったが、私も投げてみるとすぐにヒット。釣れたのは予想通りのソーダガツオ。それも食べても美味しいヒラソーダだ。サイズは約30cmとそれほどでもないが、誰も釣れていない中で仕留めた1匹はとても嬉しい。
さらにもう1匹といきたいところだったが、漁船が至近距離を通過してナブラが沈んでしまった。再びナブラが出るまで待ったが、出たナブラはかなり沖合いに行ってしまったため納竿とした。魚を捌くとお腹からはイナダ、ソーダガツオともに、シラスが出てきた。そのためジグより弓角に軍配が上がったようだ。
今後の展望
今、回遊をしているイナダクラスは例年なら10~11月くらいまで釣れるだろう。また12月に入るとワラサ、ブリといった大型青物もチラホラと回遊する可能性もあるため期待したい。
またサーフからのエギングも楽しめる。晩秋から初冬に掛けては500~1.5kg程度のイカを狙うこともできるだろう。サーフからの釣りになるため遠投有利になる。また、三保周辺ではシーズンによってまちまちだが、ちょい投げでカワハギも楽しめることがある。その他にも楽しめる釣りは多いため、様々な情報にアンテナを張って欲しい。
<永井航/TSURINEWS・WEBライター>
三保飛行場前
所在地:静岡県静岡市清水区