今さら聞けないアジングのキホン:デイアジング 釣れなくても当然?

今さら聞けないアジングのキホン:デイアジング 釣れなくても当然?

デイアジングはナイトゲームより格段に難易度が上がる。しかしその分、1匹の価値が高く感じるし、パターンにハマれば連発することもある。今回は日中のアジングのキホンを解説しよう。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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デイアジングのメリット

アジングは夜、または早朝の釣りである。日中のアジングは高難易度で、釣れないこともよくある。私も一度デイで釣れたからと二度三度と同じポイントに入って、まったくの無反応ということを何度も経験している。そのため、釣れなくても自分の腕が甘いのだと気に病むことはない。

しかし、デイアジングをするメリットもある。それは、まず、ポイントの地形把握ができることだ。日中の明るい時間に潮通しやストラクチャーの位置、また各所の水深などが分かっていると、ナイトアジングするときのアドバンテージになる。

また日中反応があったポイントは、夜のホットスポットとなるかもしれない。覚えておくと得をする。上のような理由から、初場所は、必ずデイで入っておくことをおすすめする。そうすると「夕マヅメの気配が出てきたときはあそこに立って…」、「夜はこの常夜灯下がちょっと深くなっているから魚が溜まりやすい」といった戦略を立てて、ゲームに臨むことができる。

今さら聞けないアジングのキホン:デイアジング 釣れなくても当然?まれに良型も飛び出すデイアジング(提供:WEBライター・井上海生)

根魚狙いに切り替えもアリ

以上、デイアジングについて語ってみた。しかし、繰り返しになるが、デイアジングは簡単な釣りではない。反応がなければ切りかえて潔く根魚を狙うのもアリ。折しもこの夏の時期、どこも日中はライトロックターゲットの反応がいいのだから、デイアジングは夜本番の下見程度と考えて、途中からはカサゴやベラなどを釣って遊ぶのも楽しいだろう。

<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>