東京都・大井ふ頭中央海浜公園に、夏休みが始まった子どもたちを連れて夕涼みがてら、ハゼ釣りに出かけた。ファミリーにオススメの好釣り場なので、夏休みのレジャーにいかがだろうか。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 東京・藤澤一弘)
大井ふ頭中央海浜公園でハゼ釣り
7月20日(月)、東京品川にある大井ふ頭中央海浜公園へ子どもたちとハゼ釣りに出かけた。この日は18時が満潮なので、上潮になる夕方がベストと予想。16時から釣り始める。公園内には「はぜつき磯」「夕焼けなぎさ」「しおじ磯」「みどりが浜」と名が付く各釣り場があり、まず、はぜつき磯からスタートする。
このポイントは魚影が濃く型がいいため、休日には明け方から多くの釣り人でにぎわう人気スポットだ。京浜運河を通る船の波や、それに伴う濁りが入ると急に釣れなくなる。よって、明け方から7時くらいまで、船の往来がない時間帯がよく釣れる。
夕焼けなぎさに移動
開始早々、娘(6歳)のウキが水中に引き込まれた。「上げて」と声をかけ、釣れてきたのは12~13cmの良型。しかし、掛かりが浅かったのか、手元で外れて悔しくも逃してしまった。
幸先いいスタートで期待が高まる。しかし、まもなく船の往来が多くなり、水中が落ち着かなくなったので、夕焼けなぎさに移動。ここは砂浜になっており、足場がよく子ども連れにも安心。サイズは少し小さくなるが魚影は濃く、船の往来の影響も少ない。
良型ハゼ13cmをゲット
「なんとか釣らせてあげよう」と、エサの付け方や誘い方のコツを教える。仕掛けを投入すると、着底直後にほぼ毎回アタリはでるが、なかなかハリに乗せられない。
タイミング合わせに奮闘すること5回、ようやくヒット。上がってきたのは13cmのいいサイズ。「釣れた~」と、喜びの声をあげる。
1時間で25尾手中
続いて、大の魚好きな息子(3歳)にも10cmクラスが釣れた。魚を虫かごに入れて観察に夢中だ。
その間に膝まで立ち込んで3.6m竿で目一杯沖を狙うと入れ食いになる。1時間ほどで25尾。虫かごに10尾ほど入れてあげると子どもたちは大はしゃぎ。そこへ砂や貝殻を入れたりして、小さな水族館の完成。