【若狭湾2020】オモリグ&イカメタル使い分けて竿頭 最新攻略術とは?

【若狭湾2020】オモリグ&イカメタル使い分けて竿頭 最新攻略術とは?

マイカ攻略の新たなスタンダードになっているオモリグ釣法。オーナーばりの今永さんと訪れた敦賀沖での実釣とともに、イカメタルとの使い分け最新攻略法を解説。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版編集部)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

船釣り イカ釣り

豊漁丸でマイカゲーム

新たなスタンダードになっているオモリグ釣法。山陰地方発祥のこの釣り方が全国的に広まり、マイカゲームの本拠地、福井県若狭湾でも楽しむ人が急増している。

一般的には「潮が速い場合の一手」という認識だが、使い方によっては「イカメタルでカバーしきれないマイカを攻略できる」という強力な武器になる。今回、株式会社オーナーばりの今永さんと訪れた敦賀沖での実釣とともに、オモリグとイカメタルを使い分ける最新攻略法について解説したい。

敦賀沖へ実釣に訪れたのは7月13日。乗船したのは福井県敦賀市色浜の豊漁丸で、半夜便での出船となった。直近の状況だが、6月中に釣れていた特大サイズは数を減らしたものの、数釣りの対象となる胴長15~25cmの若いイカが激増しており、盛夏にかけて期待が膨らんでいる。

気になるパターンも、忍耐が求められるステイ中心のボトムゲームから、積極的な誘いとレンジ攻略が奏功する「イカメタルらしいアクティブなゲーム」に移行。水深10~20m台の浅ダナと、底付近の2層式でマイカの群れが船下に侵入し、定位する傾向が続いていた。

【若狭湾2020】オモリグ&イカメタル使い分けて竿頭 最新攻略術とは?乗船したドリームホウリョウ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ゲーム序盤からオモリグが活躍

午後7時前、実釣スタート。まずは周囲にいるマイカを狙ったボトムの釣りで始まる。一投目、今永さんは、迷わずオモリグが接続されたスピニングタックルを選択。オーナーばりのリグ「からまんオモリグリーダーシングル(ハリス長100cmのタイプ)」に同社のエギ「DRAW4(ドローフォー)2.5号チャートエビ/ゴールド」を接続し投入した。

【若狭湾2020】オモリグ&イカメタル使い分けて竿頭 最新攻略術とは?ゲーム序盤はオモリグを投入(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

開始直後のボトムゲームで、スピニングタックルでオモリグを活用する理由は、ロングキャストしてボトム付近を広く探るため。集魚灯の効果が現れるまでは、マイカは底付近に点在している。真上から点で攻略するよりも、広範囲に探ったほうがマイカとの接点が何倍にも増えるのだ。

オススメの仕掛けは、からまんオモリグリーダーシングルだ。

また、まだ明るい時間帯ながら、アピールの強いチャート系のエギを選んだ理由は、
・点々と分散しているマイカに、遠くからでもエギを認識させられる
・派手なカラーから投入することで、活性の高い個体から順にヒットさせ、徐々に地味なカラーに変更することで、活性を見極めたり、マイカがスレるのを遅らせることができる
からだ。

【若狭湾2020】オモリグ&イカメタル使い分けて竿頭 最新攻略術とは?暖色系~中間色~地味系カラー(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

オススメのエギは、DRAW4(ドローフォー)2.5号だ。

オモリグの使い方&誘いの基本

ここで、トレンドのオモリグを活用した釣りについて解説したい。

まず、誘いについて。意図したレンジまでリグを到達させても、すぐに誘いを始めてはいけない。シンカーはエギに先行して沈んでいるため、この時点ではハリスがバンザイした状態になっている。このまま誘いを入れてもエギは動かないし、最悪リグが絡み、その回の投入が台無しになる。 そこで、しばらく待ってから誘いの動作に移る。

投入前に、エギがハリスの長さ分沈むのに何秒必要か目視で確認しておく。投入から誘いに移るまで、先に確認した「沈下に要する時間」だけ待機し、リグがバンザイした状態が解消されてから誘いを開始するのだ。

【若狭湾2020】オモリグ&イカメタル使い分けて竿頭 最新攻略術とは?誘いの基本はショートピッチジャーク(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ハリスが張るのを待ったら、リールを巻きながらロッドを上下に振るワンピッチのアクションを入れる。3回ほどシャクっては誘いを止め、ステイの状態でマイカの出方を見る。 ステイの際は、シャクリ上げた頂点でロッドを止めるのが原則。ロッドを下げるとオモリが沈み、再びハリスが弛んでしまう。この間、マイカのアタックを見逃すことになる。

【若狭湾2020】オモリグ&イカメタル使い分けて竿頭 最新攻略術とは?シャクリ上げたら頂点でステイ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

また、ステイの際にロッドを立て過ぎるとアワセにくくなるので、誘いはショートピッチと呼ばれるふり幅の短いシャクリで行う。(イメージ的には、ロッドの仰角は25度程度に抑える) 以上の動作を繰り返しつつ、マイカを誘っていくのだが、シャクる回数を1~数回まで変化させ、その日の当たりパターンを見つけよう。

【若狭湾2020】オモリグ&イカメタル使い分けて竿頭 最新攻略術とは?オモリグ操作の基本(作図:週刊つりニュース中部版 編集部)

このほか、オモリグの操作全般に言えることだが、必ず潮流の方向を意識して、リグを扱うこと。上のイラストにも記されているように、潮上に向かってリグを操作しても、軽いエギは潮に押され、ハリスが弛んでしまう。こうなっては誘いも効かないし、アタリもとれない。ロッドは潮上に向かって寝かせ気味にし、常にハリスが張るよう心がけよう。

【※胴の間からの釣りで気をつけること】
胴の間からキャストする場合、船の前後にリグが流される場合は、横の人とオマツリするリスクがあるため、控えること。船の向きに対して垂直(左舷から右舷、またはその逆)に潮が流れる場合はこの限りではない。ただし、自分の方に向かって潮が流れている場合(ラインが船下に入り込んでいく)は、キャストしても、潮上に向かって操作することになるので良くない。

【若狭湾2020】オモリグ&イカメタル使い分けて竿頭 最新攻略術とは?ベビーサイズのアタリも拾える(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

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