千葉県・外房富里の海釣りハウス・コリュッシュは、オマールエビと高級魚が釣れる室内釣り堀として有名だ。ビギナーや女性、子どもも気軽に楽しむ事ができる。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)
コリッシュで高級魚釣り
外房富里の海釣りハウス・コリュッシュは、高級魚が釣れる室内釣り堀。天候に振り回されることなく釣行が可能だ。放流されているのはマダイ、シマアジ、イサキ、イシダイなど。高水温期に入って、魚の食いはいい。
目玉は『オマールエビ』
そして、もうひとつの目玉がオマールエビ(大将エビ)。フレンチの高級食材として、食卓での存在感は相当だ。それが夜釣りで釣れるとあって人気抜群。もともと冷水域に生息していて冬場に強いということで放流されたのだが、高水温にも強く、冬場とかわらず活発で、ビギナーや女性、子どもも気軽に楽しむ事ができる。
6月27日(土)は18人が参加。約3分の2は初挑戦。それでも開始前に釣り方のレクチャーがあるので安心。しっかりと聞いておけば、もう釣れたも同然である。
当日は8人や2、3人のグループで参加する人は多かったが、仲間同士並んで座れるように調整してくれるので安心。前後半の開始前に人数分のオマールエビが放流され、開始早々、動きも食い気も活発。
オマールエビ&マダイをゲット
この日は女性・子どもは見られなかったが、仕事仲間の8人組が元気に竿を出す。
過去にワカサギ釣りに行って「1尾だけしか釣れなかった」という経歴を持つ伊勢亀大資さん(千葉市)はオマールエビ1尾にマダイ3尾。
相模武さん(鎌ケ谷市)も2尾。8人のうちボウズは1人だけで、あとは全員1~2尾。職場の親睦を兼ねた釣り会は大成功。
魚と違う引きを堪能
大野純郎さん(習志野市)は、陸っぱりの釣りは経験があるらしいが、エビの夜釣りは初めて。仕事仲間の武林祐太さん(千葉市)と仲良く2尾ずつキャッチ。魚とは違う引きを堪能したようだ。
ベテランは12尾釣果も
初めての人もいればベテランもいて「6年振りに来た」という星野浩二さん(越谷市)は、過去に何度も通っていて12尾上げたこともある名手。「どこを狙うか」「どこでアワせるか」ブランクを感じさせずこの日は7尾。
初心者でも4尾キャッチ
時折、ライトを水面に向けている人がいるが、これはNG。反対側の人に迷惑になるので、エサを付けたり、道具の点検の際は、必ず後ろ向きで点灯するように。
星野さんと同行の佐藤秀之さん(足立区)も夜釣りは初めて。2人は三浦半島の海上釣り堀でよく一緒になる仲間で、初めてでもすぐにコツをつかんで4尾上げた。
イセエビ釣りも企画中
オマールエビの夜釣りは毎週土曜日に開催。また、月に1回は放流量2倍の大放流祭を行っている。8月には広域で解禁となるイセエビの夜釣りも企画中とのことなので、ブログなどを要確認。
<週刊つりニュース関東版 坂本康年/TSURINEWS編>