嫌われ者の「アカエイ」は実は美味 釣り場で行うべき6つの下処理法

嫌われ者の「アカエイ」は実は美味 釣り場で行うべき6つの下処理法

釣り人を悩ませる「海の嫌われ者」アカエイ。嫌いになるのは簡単だが、その前に一回食べてみよう。今回はアカエイを釣り上げた後の処置、持ち帰った後の調理法を紹介。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・楢崎人生)

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楢﨑 人生

廃人、42歳厄年、獅子座A型。趣味はヘラ浮子作り。泣かれる身内もないけれど、死ぬのは嫌でございます。

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その他 レシピ

アカエイの料理法3選

次にアカエイの料理例を3つ紹介しよう。

刺身

独特の歯ごたえで馬刺しや牛刺しに近い。わさび醤油やしょうが醤油で食べると良い。アカエイを刺身で食すには鮮度が命。贅沢な料理と言える。

嫌われ者の「アカエイ」は実は美味 釣り場で行うべき6つの下処理法アカエイの刺身(提供:WEBライター・楢崎人生)

煮付け(煮凝り)

さっぱりとした白身と軟骨のポリポリとした食感。どこの部位を煮付けても美味しく食べられる。最も一般的な食べ方。冷蔵庫で冷やし煮凝りにして食べる事も多い。料理法は醤油、砂糖、酒、みりんに好みでしょうがを加えるだけ。それだけで十分に美味しく仕上がる。

嫌われ者の「アカエイ」は実は美味 釣り場で行うべき6つの下処理法アカエイの煮付け(提供:WEBライター・楢崎人生)

唐揚げ(竜田揚げ)

ヒレの薄い部分は唐揚げに適している。キッチンペーパーで水分をよくふき取り、塩コショウで味付けして片栗粉をまぶして揚げる。また肉の付いている部分は竜田揚げにするとよい。竜田揚げは酒、醤油、しょうがに浸けてから片栗粉をまぶして揚げる。個人的には竜田揚げが最も好きな食べ方だ。

嫌われ者の「アカエイ」は実は美味 釣り場で行うべき6つの下処理法左:唐揚げ 右:竜田揚げ(提供:WEBライター・楢崎人生)

海の嫌われ者も食材としては一級品

普通の魚とは違い『食感を楽しむ魚』である事を理解すれば美味しく食べる事ができるだろう。アカエイは見た目は悪いが食材として扱えば様々な調理法ができる万能選手だ。初夏から秋にかけて浅場へ接岸してくるので、これから暫くはお目にかかる事も多いだろう。一度その美味しさを知ってしまえば、ただの『嫌われ者』から『美味しい嫌われ者』にランクアップすること間違いなし。

是非一度味わってみてはいかがだろうか?

<楢崎人生/TSURINEWS・WEBライター>