新型コロナコロナウイルスの感染拡大を受けて、釣り人の祭典『釣りフェスティバル2021 in Yokohama』(元『ジャパンフィッシングショー』)の開催中止が正式に発表されました。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版編集部)
釣りフェスティバル2021開催中止
全国最大規模の釣りの祭典として知られる「釣りフェスティバル」。主催する一般社団法人日本釣用品工業会は、6月18日に行われた理事会で開催中止を決定しました。
出展申し込みのスケジュールを変更するなど、予定通りの開催を目指して調整を続けていましたが、緊急事態宣言解除後も予断を許さない状態が続いていることを受け、来場者の安全を最優先に考慮した上での中止判断となりました。
釣りフェスティバルの概要
今年、「ジャパンフィッシングショー」から「釣りフェスティバル」に名称が変更された同イベント。
2020年1月17~19日にパシフィコ横浜で行われた「釣りフェスティバル2020 in Yokohama」では3日間の合計で44,293名の来場者が訪れていました。関東在住の釣り人にとっては、年1回の釣りの祭典とも言える一大イベントとなっています。
中止の決め手
一般社団法人「日本釣用品工業会」事務局によると、実施可否については最後まで意見が割れていたとのことですが、「展示品への新型コロナウイルス感染予防対策を徹底することが困難」と、判断したのが中止決定の決め手となったようです。
今後の展望
なお、今回の中止決定を受けて同会は、「『“釣り文化”の創造を図り、人々の健康な心と体を育む』という開催理念に沿って『より広く、より深く』釣りの楽しさを発信する取り組みを随時お知らせしていく」としています。
今後、第二波も懸念される新型コロナウイルス。緊急事態宣言は解除されましたが、業界への影響は当分続きそうです。
<TSURINEWS編集部>