梅雨が明ければいよいよ夏真っ盛り。注意したいのはやはり熱中症。今回は、100均でも入手可能な、熱中症対策アイテムを紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)
冷感素材の利用
最近、夏には冷感素材、冬場には発熱素材など、季節によって快適に過ごせる素材のウエアなどが増えている。シャツやパンツなどだけではなく、いろいろなパーツで冷感素材を使用したアイテムが流行だ。タオルなどもそんな冷感素材を使用した物が発売されている。
例を挙げると、クールタオルやアームカバー。アームカバーは本来、半袖のシャツを着る時に腕の部分をカバーすることで日焼け防止効果を期待した物だが、冷感素材を採用することによって体感温度が下がる。持参して、不要なら片付けておいても超コンパクトなので、これはぜひ持参しておきたいアイテムだ。
水に濡らすことで、水分が蒸発する時の温度低下により、ひんやり感を維持するというアイテムも多い。タオルや首周りに付けるタイプが多く、首筋がひんやりするだけでもかなり体感温度はかわってくる。ヘッドバンド様の頭に巻くタイプもある。
ワンタッチ冷却剤の利用
その昔、お酒や弁当の下部ある薬品の袋を破り、薬品を混ぜることで発熱し、お酒や弁当を勝手に温めてくれるという商品があった。今もあるのかは分からないが、その逆にワンタッチで冷える冷却剤も発売されている。
通常は常温で、パッケージの中には水と冷却用の素材が入っていて、水の袋を握って破り、パッケージごと軽く振ることで2つの素材が混ざって温度が低下する。
キーポイントは常温で持ち歩けるので、タックルボックスなどに入れておけること。使わなければそのまま持ち越しもできるし、暑さで氷も少なくなってしまった時でも、改めて冷却できるのがありがたい。冷却剤を冷やしてタオルに包み、首筋に当てるだけでもすいぶんと快適になるはずだ。
ただし、運搬途中に雑に扱ってしまうと中身が破れて勝手に混ざり、不要な場面で冷却してしまうのでご注意。
ほかにも、熱中症予防に役立つ食べ物や飲料、暑い中でも快適に釣りをさせてくれるアイテムなどがどんどん新製品として登場しているので、時々は100均ショップやホームセンター、ドラッグストアなどをのぞいてみてはいかが!
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>