今回のターゲットは、夜釣りで狙うアナゴ。意外に奥深い釣趣とその食味で人気の同魚の陸っぱりでの釣り方を解説したい。
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アナゴの調理法
開いたアナゴは天ぷら、煮アナゴ、白焼き、一夜干しなどさまざまな料理が楽しめる。イチオシは煮アナゴ。
週刊つりニュースAPCの浅井達志さんから教わったのだが、薄めのダシを作りそこへアナゴを入れたら、あとはひたすら弱火で30~40分。IHコンロなら目盛り1、ガスコンロなら一番の弱火にしておく。そうしてできた煮アナゴにウナギのかば焼き用のタレを塗れば、口の中でトロける煮アナゴの完成だ。
ちょっと高級なお寿司屋さんで食べる煮アナゴの味そのものなのだ。投げ釣り師からは外道扱いされることが多いアナゴだが、実は釣って楽しく食べて抜群においしい魚。もっと人気が出てもおかしくはないターゲットなのだ。皆さんもコロナ自粛が明けて自由に釣行できるようになれば、ぜひアナゴ釣りに出かけてみてほしい。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>