6月1日、福井県美浜沖でシーズン初期のパラソル級のマイカ(ケンサキイカ)をイカメタルで狙ってきた。ほとんどのマイカがパラソル級という嬉しい状況で、合間のエサ釣りでも多彩な魚が顔を出し、にぎやかな釣果に恵まれた釣行となったので、その模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・牧野広行)
ケイムラに50cm超パラソル
鉛スッテの号数ダウン直後の1投目、ボトムから10m上層で仕掛けを停止した後、50cm間隔でフォールさせては10秒ほど止めるフォール&ステイを繰り返し落とし込んでいく。すると、海底手前で仕掛けが落ちなくなった。「これはスッテを抱いたな!」と無意識にロッドを大きくあおれば、ズドンというヒット。
「これまた大型!」と確信し、70mの水深をゆっくり巻き上げれば、当日の最大級の50cm超え。これまたドロッパーのEZ-SLIMのケイムラカラーにヒット、どうやらこの日のマイカはケイムラが好きなようだ。
そうこうするうちにマイカの活性が出てきたのか、浮きスッテの皆さんにもパラソル級マイカのヒットが始まり、にわかに船上は賑やかになった。
オモリグでもパラソル好調
10時を過ぎ、にわか雨が降り始めると、私のイカメタルの仕掛けにスルメがダブルでヒット。雨が魚の活性を上げたのか、船上にはスルメやムギイカが交じり始め、エサ釣りには大アジ、ホウボウや大エソが顔を出し始めた。
私もスルメが3連発したので、もう少しアクションをかえようと、仕掛けをオモリグに変更。2.5号のエギのゆっくりとしたフォールで誘ってみることにした。すると、これまた正解。またまたパラソルマイカが遊んでくれ始めた。