5月24日、この日は大潮ということで、愛知・西尾の一色海岸へ潮干狩りデートに向かった。事前情報通りアサリは不漁の年らしく少なかったが、ハマグリ大量ゲットの模様をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井航)
ハマグリを探すコツ5選
彼女にハマグリをどうやって探すのか聞かれたため、ここでハマグリの採り方やコツを紹介したい。
1.深い場所を探す
まずアサリと決定的に違うのが潜っている深さだ。アサリやハマグリと言った二枚貝には足(斧足)があり、これを使って砂に潜ったりしている。単純な話、アサリより大型のハマグリは、足も大きく力も強いために、深い場所にいるのだ。そのためハマグリを探す時は15cm程度は掘って欲しい。
2.沖合を探す
さらに、ハマグリはアサリよりも沖合にいるケースが多いため、危険のないレベルで沖合を探すのもありだろう。
3.一箇所にかたまる
また、ハマグリもアサリと同じく、一つ見つけると周辺にも多く個体がいるケースがある。一つ見つけたら、そのまま横に掘り進めると、ハマグリとの遭遇率が上がる。が、ここまでの情報はネットで調べればすぐに出てくるため、知っている人も多いのではないだろうか。
しかし、以下はあまり出てこないと思う。私の今までの経験や勉強してきたこと(大学では海洋生物を専攻)から得たことのため、参考にしてくれると嬉しい。
4.「川際」を探す
ハマグリがよくいる場所の探し方だ。干潮で露出した海底も、決して平坦ではなく様々な起伏や海藻が生えている所も多い。起伏があると言うことは、干潮直前には起伏の窪地を縫って沖合に水が抜ける「川」や「溝」になる。
そして潮の満ち始め時も沖からの水は川を逆流して潮が上がってくる。ハマグリはプランクトンをエサにしているため、常に水が動き、なおかつ水流が強過ぎない「川際」が有望なケースが多い。
5.海藻帯の際を探す
また、海藻が繁茂している場所の周囲にもハマグリが多い。これもエサが溜まりやすかったり、自らや自らを覆う砂が流されにくいということが関係しているのではないだろうか。
海藻や海草の下にもハマグリがいる可能性があるが、掘るのが大変だろう。つまり、もしも海藻帯の際と川際が重なる所があれば必ず探ってみたい。潮干狩りポイントだと、当日まで他の人に掘られているケースもあるが、そこはめげずに頑張りたい。