【2020】アユのトモ釣りオススメ河川:神流川 変化に富む川相を堪能

【2020】アユのトモ釣りオススメ河川:神流川 変化に富む川相を堪能

群馬県のアユ釣り河川のなかで、この数年もっとも注目度が高いのは神流川。南西部に位置し、奥多野の深い山々に囲まれた里川で、利根川水系烏川の二次支流。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース特別版 谷知典)

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アユ釣り 淡水の釣り

神流川の概況

関越道藤岡ICから1時間ほど。下仁田ICを利用して、上野村最上流から川の脇を下ってくるルートもある。

【2020】アユのトモ釣りオススメ河川:神流川 変化に富む川相を堪能魚影が濃く人気の河川(提供:週刊つりニュース特別版 谷知典)

下久保ダム(神流湖)より上流を流れる神流町の南甘漁協が管理する地区と、上流の上野村漁協が管理する地区に分かれる。解禁日が異なるので要注意。どちらも水の透明度は高く、美味しいアユとして名高い。

上流の上野村地区は放流量が多く、毎年1600kg前後。複数種の種苗が放流され、シーズン後半まで楽しめる。

釣り場&釣り方紹介

ここでは、南甘漁協が管理するエリアを紹介。各ポイントの入川口に、下流側から1~35番まで看板があり、わかりやすいだけでなく、仲間と集合する際の目印になるので、とてもありがたい。このほか、トイレが各所にあり、オトリ店の数も多く、河川状況や釣果情報などネットでひん繁に更新されていて便利。

今年の放流量は4200kgと、河川規模から見ればズバ抜けている。分散放流なので、シーズン中、台風などの大水が出ても安心の体制を取っている。また、放流以外に神流湖からの天然遡上がある、北関東ではめずらしい河川。昨年も最下流域で湖産アユがよく釣れ、いい思いをさせてもらった。

今年の解禁は6月6日となっているが、急きょ変更、延期になる場合もあるので、漁協ホームページや天野刃物工房の「今日の神流川」などで再確認を。

【2020】アユのトモ釣りオススメ河川:神流川 変化に富む川相を堪能川幅はそれほど広くない(提供:週刊つりニュース特別版 谷知典)

川幅はそれほど広くないので、8~8.5mの早瀬クラスの竿が好適。また古くより伝わる少し大きめの「南甘バリ」という2本ヤナギが、驚くほど効果を発揮する場合がある。オトリと一緒に購入してみるのもいい。

川全体が変化に富んでいて、瀬釣り、泳がせ釣りどちらも可能。アベレージは極端に大きくないので、繊細な細イトや小バリでも十分に楽しめると思う。

<週刊つりニュース特別版 谷知典/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
神流川
管轄:南甘漁協
この記事は『週刊つりニュース特別版』2020年5月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。