夏になると気軽に楽しむことの出来るザリガニ釣り。身近に感じるザリガニ釣りですが、ポイント探しに少し苦労する事もしばしば。今回はそんなザリガニ釣りのポイントの見つけ方について書いていきたいと思います。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・川上克利)
日本におけるザリガニの歴史
日本には「ニホンザリガニ」、「ウチダザリガニ」を含める数種類のザリガニが生息していますが、私達の身近にいる最も見慣れた種類は「アメリカザリガニ」でしょう。
アメリカザリガニが日本に輸入されたのは1927年で、よく聞く食用ではなくウシガエルの餌として輸入されました(ウシガエルは食用)。鎌倉の食用蛙の養殖場に輸入されたのが最初で、養殖場から逃げた個体がその後全国へと分布を広めて行きました。食用では無いものの、食味は美味で泥を抜いてやってから茹でて食べると臭みも目立たずに美味しく頂けます。
ザリガニ釣りの道具
ザリガニ釣りの道具は基本的にタコ糸と適当な長さの棒があれば大丈夫です。全て100円均一ショップで揃えられますし、これ以上無い程お得です。100均で揃える場合はタコ糸、園芸用の支柱があれば竿と糸は揃えられます。
ザリガニ釣りポイント探し方
本題である好ポイントの探し方です。3つのポイントを挙げたので一つ一つ解説していきます。
1.水の色がオレンジ色や濃い色でない水路
これはマストな条件の一つです。水がオレンジ色や濃い灰色のポイントは水質が非常に悪いためにザリガニが生息している可能性が低いです。適度に水が循環しているフィールドを探しましょう。
2.水深が深すぎない水路
水深がある水路だとザリガニを見つけるのは難しいです。危険も伴うので水深は20〜60cmほどの水路を探すようにしましょう。
3.近くに田んぼなどがあるポイント
これは近くに田んぼなどがあると水路が使われている可能性が高いからです。水路が使われていると、水の入れ替えがあり、1でも書いたように水が死なないのです。逆に田んぼなどの近くを通っている水路は高確率でザリガニが潜んでますよ!
エサや小物など
ザリガニ釣りのエサはスルメが一般的です。これも先ほど書いた竿と糸と同じで100均で揃える事ができます。家にあるものでも十分代用が効きます。魚の切り身や魚肉ソーセージ、冷凍イカなど、基本的になんでも食べるので、色々な種類のエサを試すのも面白いですよ!
また、小物類も全て100均で揃える事ができます。虫かごやバケツ、ハサミさえあれば普通に楽しむことができますが、ザリガニの触れないお子さんや女性は100均のトングなどがあると更に快適です。
まとめ
いかがでしたか?簡単なポイントを数個抑えるだけで簡単に爆釣を味わう事ができます。手軽に安く楽しむ事が出来るため、ご家族やお子さんとも気軽に挑戦してみてください!
<川上克利/TSURINEWS・WEBライター>