多彩なルアーを駆使するゲーム性の高さと、フッキング後の豪快なファイトが魅力の「シーバスゲーム」。今回は、スピニングリールを使用することが一般的なシーバスゲームにおいて、ベイトリールを使用してシーバスを攻略するメリットとデメリットについて紹介しよう。
（アイキャッチ画像提供：WEBライター・古川竜也）
ベイトシーバスゲームのデメリット
メリットあればデメリットも当然ある。理解した上で、スピニングタックルとの使い分けを行うのがステップアップへの近道だ。
1.トラブルが多い
ベイトリールはサミングのタイミングや、投げ方を上手にやらないとバックラッシュしてしまう。バックラッシュすると直すのに時間がかかったり、最悪の場合ラインを巻きかえる必要がある。そのため、慣れない内はキャストの練習をたくさんした方が良いだろう。
2.軽量ルアーが投げにくい
ベイトリールはラインテンションを掛けながらルアーを飛ばすため、軽いルアーだとすぐに失速してしまう。そのため、10g以下のルアーはスピニングリールの方が良いだろう。
3.飛距離が落ちる
スピニングリールはラインがフリーに出ていくのに対し、前述のようにベイトリールはラインテンションを掛けながら飛ばすため、どうしてもスピニングリールよりも飛距離が落ちてしまう。しかし例外として、ビッグベイトなどの空気抵抗の大きいルアーはベイトリールの方が飛ぶ場合がある。
タックルは進化する
以上、ベイトシーバスについて紹介した。近頃はベイトリールの性能が上がり、飛距離が出て、バックラッシュもしづらくなってきている。スピニングタックルだけでシーバスゲームをしている方には、ぜひとも一度ベイトタックルを使用してもらいたい。きっとシーバスゲームがもっと楽しくなるはずだ。
＜古川竜也／TSURINEWS・WEBライター＞
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