4月7日は大潮で満潮が午前5時30分。満潮前後がいい愛知県の常滑港に的を絞って、クロダイ狙いの紀州釣りに出かけた。30cm台のクロダイ複数尾を手中にした釣行をレポート。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)
常滑港へ再アタック
10日は北北西の風11~13m。どうしようかと思案したが、コマセを準備していたので、様子見ということで午前8時に常滑港へ出掛けた。
到着後に防風林へ行くと1人がサオを出していたため、20mほど離れた場所に釣り座を構えて準備を始める。ダンゴとさしエサは前回と同じ。時折、防風林を通り過ぎた風が背中を押すように感じるので注意が必要だ。
前回のポイントより1ヒロほど浅い。5投目でタナも合い開始。だが、先釣者は釣れないからと帰ってしまい、結局、私1人になった。
チンタ連続ヒット
ダンゴを打ち続けること3時間、アタリは出ない。ウキの近くを泳ぐボラの群れの下にクロダイがいてもいいのに。結局、アタリらしいものもないまま昼を回ってしまった。風もどんどん強くなって13mを記録。諦め気分も出てきたが、前回釣れた下げ潮から上げ潮の変わり始めに期待した。
そして午後2時ごろに待望のアタリ。だがハリ掛かりしない。なぜだ?繰り返しダンゴを投入すると同じアタリが出た。完全に食わせるためにウキを見ていたが、海中から出てこない。ここでアワセを入れると、なんと15cmのチンタ君。なぜ今ごろ釣れるのだ?
その後3連チャンでヒット。気を取り直して投入すると、またしてもアタリ。引きはあるが弱い。上がってきたのは少し大きくなって20cm。
30cm級クロダイキャッチ
次に出たアタリは完璧なウキの入り方をした。アワセを入れると、今度は引きが違う!良型クロダイが最後の最後に釣れたようだ。引きを楽しみながら浮かせるが小さい。30cmそこそこのクロダイだった。
次は40cmかと投入するが、ダンゴ切れで納竿となってしまった。最後に散らばったコマセをきれいに掃除し、海水で流して終了。出したゴミは持ち帰ろう。
<週刊つりニュース中部版 APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫/TSURINEWS編>
常滑港