『釣りユーチューバー』入門 初めての撮影~編集は意外と簡単?

『釣りユーチューバー』入門 初めての撮影~編集は意外と簡単?

ここ数年で急激に社会的な認知が広まった「YouTuber(ユーチューバー)」。コロナウイルスで不要不急の外出が制限され、家の中でYouTubeを見て過ごしている人も多いのでは?今回は、視聴者側ではなく釣りの動画クリエイター入門について紹介してみましょう。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・多賀英二)

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多賀 英二

フカセ釣りメインでやっています。ターゲットはクロ、チヌ、タイです。山口県は北部、西部の磯や波止、大分、長崎、鹿児島など幅広くフィールドに足を運んでいます。釣り場であった際は、情報交換しましょう。国産ラインメーカーfathomのフィールドモニターとしても活動しています。

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撮影時のポイント

次に筆者が実際に動画作りをして感じた編集のポイントを紹介します。

まず「手ブレ」は極力少なくした方がよいでしょう。三脚などを使用して、しっかりカメラを固定した方が質の高い動画に仕上がると思います。しかし、アクションカムなどの手元を映す場合は少し動きがある方がおもしろいと思います。キャストするシーンやヒットシーンなど、部分的に手元の動画を入れるのが特にオススメ。

次に声を入れたい時。風がない場合は良いのですが、風が強くノイズが入る時は家で録音する事をオススメします。現場で声を入れるよりも聞き取りやすくなります。

注意しておきたい事

撮影時に特に注意したいポイントは、防水ではないカメラを使用する場合、濡れても大丈夫なように「保護」をした方が良いでしょう。

海で使う場合、防水カメラでも使用後は塩分をしっかり除去しないと、すぐに金属部分が錆びてしまうので気をつけましょう。

三脚を使用する場合は風が吹いても倒れないように、オモリを付けておく事をオススメします。ペットボトルに水を入れたものをぶら下げておくだけで、かなり効果が期待できるでしょう。

そしてもう一点は、「波の来ない所」にカメラを設置する事です。特に海で使用する場合、急に波が上がって来る事も珍しくないと思います。少し余裕をもって高台に設置する事を強くオススメします。

編集時の注意点

まず「動画の長さ」です。動画は5~10分以内が良いと言われています。基本的に10分以内がオススメです。場面に変化をつける事も大切です。例えば、取り込み時に魚をアップしたり、やり取りのシーンではアイムービーで言う「ピクチャインピクチャ」のような機能を使い、2画面にしたりとアクセントを加える事で、より視聴者の興味をひく事ができるでしょう。

動画をパソコンに取り込もう

動画編集をする時はパソコンで行う事をオススメします。アップル社が出しているiPhoneでも編集可能ですが、画面が大きい事や処理能力が速い事などから、パソコンの方がオススメです。

『釣りユーチューバー』入門 初めての撮影~編集は意外と簡単?編集はパソコンがやりやすい(提供:WEBライター・多賀英二)

パソコンで編集する場合は、まず撮影データをパソコンに入れ、アイムービーで編集すると言った流れになります。

編集にオススメなアプリ

編集する時には「iMovie(アイムービー)」がオススメ。シンプルで使いやすく、初めからいろいろな効果音やトランジションなどの機能が備わっているのでオススメです。

有料なものは無料なものにはない、使いやすさや編集性能があります。しかし、慣れないうちは練習も兼ねて無料のもので挑戦するのが良いでしょう。

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