初釣りに出かけようと準備はしていたが、低温と強風で延び延びとなっていた。
高気圧が張り出して外気温も上がるとの予報となった1月15日、南知多町片名港のおざき丸を訪れた。
6時30分出船。中ノ瀬へ!
午前5時ごろ、受け付けを済ませてアオヤギを購入し、船に乗り込んで空いていた右舷大ドモに釣り座を確保。
おざき丸推奨の『カットウボトムシンカーWアーム/ヤマワ産業』をセットした。
定刻の午前6時30分に釣り人10人で出船して、航程20分でポイントの中ノ瀬に到着。
当日は晴天で微風、波高0.5mのベストコンディション。
船長より、「水深24m。準備できた人から始めてください」との合図で一斉投入となった。
今季は水深10m前後で釣っていたので、24mというと深場のイメージ。
底に着くまでの時間、こんなに深かったのかという感じだった。
空アワセするも無抵抗が続いて、釣れる気がせずにボウズを覚悟していた。
すると、右腕が止められて「やった~」との声が出た。
外れるなと思いながらリールを巻き、無事に25cmほどのヒガンフグをゲット。
これでヤル気モード点灯かと思ったら沈黙で、忘れかけたころに20cmほどのショウサイフグが掛かってきた。
沖ノ瀬へ移動。
その後も30分間隔でヒガンフグとショウサイフグが掛かってきて、午前9時30分ごろにポイントの沖ノ瀬へ移動。
ここは最高のポイントなのか船が集結していた。
水深26mで再開。
ラインが前方へ流れていたが真下へ向かうようになってきて、掛かりも少し良くなってきたように感じられる。
いい調子に乗れそうだと思ったがまた沈黙で、最後はこれしかないと前方15mほど仕掛けを投入。
手前に誘い、25cmほどのヒガンフグを掛けた時は超うれしかった。
忘れかけたころに20cmほどのショウサイフグも掛かり、午前11時ごろに下げ潮が止まり朝のポイントへと戻った。
再開したが、上げ潮で流れが変わると掛からなくなり、道具を片付けようと思った正午ごろ、当日一番のヒガンフグ30cmほどが掛かった。
釣りは最後まで諦めてはいけないことを再確認でき、午後12時30分に沖上がりとなった。
当日の釣果はショウサイフグ7匹、ヒガンフグ5匹。
サオ頭は成田名人が20匹で、マゴチと赤ナマコも掛けていた。
今後のヒガンフグは白子、真子がどんどん大きくなり重さも増してくる。
春の彼岸までビッグヒガンフグに挑戦だ。
<週刊つりニュース中部版 APC・大橋浩/TSURINEWS編>