9月22日(日)、前回の釣行で調子がよかったサビキ仕掛けのアジで、千葉富津の富津新港に釣行した。90分で10~15cmのアジを連続ヒットで66尾。釣果は、アジ寿司にして、舌でも堪能。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・澤田朝寛)
千葉県は富津新港へ
現地には夜明け前の4時ごろに到着したが、連休なので駐車スペースには車が多数、止まっている。空いているスペースに車を止めて準備する。
当日の天候は曇りで、台風17号の影響で北東風がやや強く吹く予報だ。今回はアジに狙いを絞り、市販のサビキ仕掛けを準備する。コマセはアミエビ2kgとマルキユーの「アジパワー」を混ぜたお手軽なもの。
15cmアジがテンポ良く連続ヒット
夜明け前の4時半ごろからコマセカゴにコマセを詰め込んで開始する。まずは海底付近に狙いを定めて始めるが、アタリはまったくない。日の出が近づいて周囲が薄明るくなってくると、突然、狙いの魚がヒットし始める。
仕掛けを上下しているとプルプルと明確なアタリが竿先にあり、上がってきたのは15cm程度の本命だ。周囲で楽しんでいる家族連れにも順調にヒットしているので、もっと群れを寄せるために、コマセカゴに多めにコマセを入れてテンポよく繰り返すと、連続ヒットする。
イサキの幼魚を避けてアジを釣り分け
5時半ごろになると、魚の活性は最高潮になり、一時は入れ食いも。コマセの濃厚な場所で掛かるので、コマセをガンガンまいて手返しよく魚をキープしていく。しかし、海面近くでは5cm程度のイサキの幼魚が群がってしまい、すぐにサビキに掛かってしまうため、この魚を避けるように仕掛けを工夫する。
アジを鮮度よくキープするため、海水を入れ替えたライブウエルにキープしたアジが20尾ほど釣れたら氷がよく効いたクーラーに移し替える。
イサキの幼魚を避けつつ海底付近を探ると本命が連続ヒットする。アジの時合いは90分程度続いたが、その後はアタリが少なくなった。
当日の最終釣果
10~15cmを66尾キープできたので7時に納竿とした。富津新港は停泊している大型船の邪魔にならなければ車を横付けにして、手軽に楽しむことができる。簡単な仕掛けで楽しめるサビキ釣りはこれからの時期、アジやイワシが狙えるので、家族で楽しむのにお勧めだ。
<週刊つりニュース関東版 APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
富津新港