情報では豆アジが釣れていると聞いていたので、6月6日は友人を誘って大阪府泉大津市にあるなぎさ公園周辺へ遊びに行ってきた。
都市近郊でサビキ釣り
大阪府から和歌山県にかけてのエリアには多くの釣り場が存在する。
大阪から阪神高速を使って、1000円少々でで行くことができる泉大津もその例にもれない。ご存じの方も多いと思うが、この泉大津には人気の助松ふ頭、汐見ふ頭があり、その中間にあるなぎさ公園は、安全な釣り場として人気がある。
なぎさ公園は不調…
最初に向かったのはそのなぎさ公園。
ここは入場無料できれいなトイレもあって、家族連れや恋人と釣りを楽しめる場所で、夏の釣り物はサビキ仕掛けで釣るイワシ、アジなど。蒸し暑い夜などは夜釣りも楽しそうだ。
今回同行した釣友は、タチウオを釣ったことがあるだけで、ポピュラーな釣りは初めてとのこと。「勉強を兼ねた釣りをしたい」ということだったので、初心者にはちょうどいいと考えての選択だ。
が、昼前に釣り場に到着してみると、賑わっているだろうと思っていたにもかかわらず釣り人は二人だけ…。状況を聞くと「今日はなぜか釣れません」と肩を落として話してくれた。
釣りを始める前に昼食をということで、臨海道路にあるコンビニでお弁当を買って、途中フィッシングマックス泉大津店で買い物。ついでに状況を聞くと、スタッフのお嬢さんが、「今日は砂上げ場がいいようです」と教えてくれた。
釣具店の情報で「砂上げ場」へ
初めての釣り場で地理不明。そこで釣り場地図をもらって、何とか汐見ふ頭の砂上げ場に到着。ここは車の横付けができて、場所的にはよさそうだ。
先客は結構多かったが、真ん中付近に釣り場所もキープできた。が、全体的にサオが曲がっていないので不安もよぎる。
投げサビキのタックル&仕掛け
サオは4.5mの磯ザオ3号にPEライン0.6号を巻いたスピニングリールを付けて、アミカゴ付きのサビキ3号(豆アジなら2号位のハリが最適)に飛ばしウキ3号を取り付ける。釣友にはイトの結び方や仕掛け作りを教えて、冷たいようだけれどあとは自分で作ってもらう。その間に私は冷凍アミエビを解凍する準備。
釣り始めは、サビキ専用エサのアミ姫を使う。このエサは、手で触らずにカゴに詰められるから、アミエビの臭いが苦手な女性や子供たちには喜ばれるはずだ。
「釣るぞー」と掛け声も勇ましく?仕掛けを下ろす。釣友はリールを付けているからか遠くに飛ばしているが、これで釣れるようなら私も投げてみようとズルイ考え。
アジの回遊なく夕方に…
時間は過ぎて早くも夕方近く。アジの回遊がないのか、豆アジは3匹釣れただけ。退屈な時間はまだ続き、周囲も同じで帰る人、場所がえする人が多くなってきた。
しかし、気が付くと減ったはずの釣り人が再び増えていて、等間隔でずらりとサオが並ぶ。皆さん方夕方の時合いを狙っているらしいが、私たちは帰る時間。