大人気の明石のタコ釣りシーズンの開幕目前。今シーズンの調査もかねて、明石海峡周辺エリアの調査へ赴いた。去年は不漁の年だったが、今年は期待大!?
明石のマダコ釣りシーズン
「明石マダコ」は潮の速い明石海峡周辺エリアに生息しており、この海の潮にもまれながら豊富な甲殻類を食べて育つため身も締まり、うまみ成分の多く味もおいしいとされているブランド化されているタコだ。
とても人気のある釣りもので、船タコ釣りは通常はゴールデンウィークから始まり、初冬まで続く。しかし昨年は、不漁の年だった。水温6度になると生命維持が難しくなるタコにとっては、冬に水温が下がり過ぎたことで越冬ができなかったことが原因だ。
さて今シーズンのタコはいかがなものか楽しみである。
ボート釣りでは、水温がまだ低いゴールデンウィーク前に様子を探り、行けるぞと思えばゴールデンウィークは全力で作戦立てる明石各港の乗合船では4月27日からスタートも少なくないはずだろう。
明石のタコ釣りの魅力
タコ釣りの魅力は、ルアーとはまた違う感覚のだまし合いのはてに、タコエギに乗ってきた後の力いっぱいの大アワセから重量感。この面白さが多くの人を魅了する。
さらに、食べておいいしい。特に明石マダコのおいしさは格別で、毎日食べていても飽きない。
ボート釣りも乗合船のタコ釣りも主流は、「タコエギ」を使用した釣りだ。また生エサが苦手な人もタコエギならばても汚れないので心配はない。
タコエギ釣りタックル
サオは、専用サオがあるが、腰の強い船サオならば代用可能。基準としてオモリ40号でふらつかず、1kg以上のタコをかけることができ、錘負荷50号程度の2m位までが使い易。
リールは、両軸タイプのパワフルなタイプがおすすめだ。タコは重くサオであおりながら取り込むとバレてしまうため、ゴリ巻きで上げてこれるリールが必要になる。
PEライン2~3号で、リーダーにナイロン12号を1mを使用。スイベルでPEラインと接続。またタコを寄せる派手な集寄用のタコビラを使う。この派手な飾りがタコをおびき出すことに一躍をかっている
タコエギ
釣具屋のタココーナーはたくさんのアイテムがあり、すべてそろえることができるだろう。肝のタコエギは、価格も姿かたちも色も迷うほどで多くの種類が存在する。
高価なタコエギよりもリーズナブルなタコエギを選び、その分、色の数を増やしローテンションを増やすといいだろう。
その日のヒットカラーがあり、釣れている人と色を合わすことが釣果を上げる一番の方法だ。
誘い方とアワセ
タコは縄張りを持つ習性がある。派手な飾りが近づくと追い払おうと出てくる。そこで、エサに見えるタコエギを見つけ、「おっエサだ」とまずは、エギの頭を押さえ、乗っかってくる。
ここで、大きくアワセを入れる。エギの頭にいるだけの重みに、エギのシッポのフックをサオの腰の強さを使って、大アワセをしてフッキングする。
これが、タコゲームの面白さで、病みつきになる要素だ。
調査釣行
ゴールデンウィークのタコ釣りを占う調査開始。4月19日明石二見沖の朝の満潮潮止まりは9時頃だ。
潮の流れが速い時は、釣れる確率が大きく下がる。潮が緩んできたころから釣り易くなり、ベストな時間帯になる。
当日は、マイボートで7時半にポイントに入ったが、まだ潮の流れは速く8時を過ぎたころからやっと落ち着きを見せ始めた。
過去の実績ポイントを順番に攻めていくが、乗ってこない。水温13.5℃ということもあり、エサを食おうとしないのだろうか。
潮変わりでアタリ!
一旦潮止まりになり、今度は下げ潮で東に流れが変わった。潮の流れが出始めた時に、「ヌン」という感覚がサオ先に重みを伝える。手をエギに乗せた時の重さが「ヌン」といったアタリだ。
ひと呼吸待ち、大きくアワセを入れる。ここがこの釣りの一番おもしろいところで、アワセに大きな重みを感じることができる。
ゴリ巻きで姿を見せたのは、600g程の中型のきれいな獲物だ。
水温同様にタコの身体も冷たく感じる。あと少し水温が上がれば、もっとエサを追ってくるだろう。しかし、後が続かない。盛期ならば釣った場所で、すぐに次が食って来るのだが、まだ海底は寒そうだ。
調査の釣りは、この1ハイで終了したが、それでも、春の明石の海から中型の「明石マダコ」を引っ張り出すことができた。