ウキメーカーとして知られるキザクラから発売されているイカ釣りブランド・Egibow(エギボー)。同ブランドの青木大祐さんに、イカメタルのドロッパーとエギのカラーローテーション術を聞いた。
(アイキャッチ画像提供:キザクラ)
攻めの釣り「イカメタル」
季節は船のイカ釣りシーズン。ケンサキイカやヤリイカを昼はデイ・イカメタル、夜はナイトゲームで狙う。
エギボーブランドビルダーの青木大祐さんに攻めの釣りイカメタルで、誘ってイカのアタリを出すために、サイズ&カラーローテーションについて解説していただいた。
形&サイズで選ぶ
エギボーのドロッパーには「YARIドロッパー」で長さと太さ違いで4種(75&75SLIM、90&90SLIM)と基本サイズ105、エビ型のEB、オモリグ専用設計のOMがある。
中間サイズで状況をチェック
YARIドロッパー105はシリーズ中で一番大きなサイズであり、基本サイズ。
だが、青木さんが実際に釣りをする時に最初に使うのはYARIドロッパー90とのこと。
理由は中間のサイズで、イカの活性を判断しながら大きくしたい時は105、小さくしたい時は75に付け替える。
90と75はボディ形状がズングリして潮受けがよく、流れが緩い時でもしっかりとアピールする。
またシリーズ全てにウキ作りで培った技術でイカ釣りのドロッパーで大切な「水平姿勢」を実現した。
基本の布カラー5色
カラーが豊富で、どのカラーがいいのか迷ってしまう。青木さんが推奨する基本カラーは「アカシロ」「アカイエロー」「アオキー」「アカミドリ」「魔王ブラック」。
この5色はタックルボックスに入れておきたい。最もアピール力が強いカラーが魔王ブラック。アカミドリが基本色で、順にアピール力が弱くなっていく。
シーズン序盤には、アカイエローが効くカラー。アカミドリは釣りの海域や時期を選ばない万能なカラーで、魔王ブラックはシルエットがしっかりしていて、イカがいれば真っ先にアタックしてくる信頼のカラーだ。
ボディーカラーは3色
ボディの素材のカラーが3色あり、それぞれに特長がある。ホワイトボディが基本色で、日中はケイムラボディ、夜はグローボディが有効で実績も高い。
ボディカラーも考えながらカラーローテーションをしていくことで、よりゲーム性が高く釣りを楽しめる。
エビ型はオモリグのエギにも
ボディ形状がエビ型の「YARⅠドロッパー EB(ヤリドロッパー エビ)」はイカメタルのドローパーとしてだけではなく、オモリグのエギとしても実績が高い。
安定したフォール姿勢を保ち、潮流が緩い時にも有効で大きさサイズのイカを狙える。