新明丸でマゴチ釣り
昨年の夏、初めてハゼ釣りして活エサを確保。マゴチ狙いを経験してから、ラッキーにも59cmの良型を手にしてドハマり中だ。
定刻に出船して千葉寄りのポイントへ。南風の予報で海上は想定以上の強さ。船長の合図で実釣スタート。
自作した仕掛けは、ハリス4号1.3mにスズキバリ17号でフューズなし。少し高めのタナを意識して20cm詰めた。娘は1.5mを使用。
高めのタナが当たり
まったく動きがないまま30分経過したころ、もたれるような前アタリを捉える。竿を持つ手にも緊張が走るなか、マゴチ特有のコンコンと叩くような引き。
ハリスのたわみの距離を詰めながら本アタリを待って、ゴンゴンと強い本アタリに大きくアワセを入れると魚の手応えあり。一定スピードで巻き上げると本命の姿。トモの人がタモ入れしてくれ、待望の1尾目を釣り上げる。
しかし、娘には明確なアタリがこない。船中ポツポツと釣れだし、トータル十数尾釣れているタイミングで2回目のアタリ。
すぐに、ゴンゴンとアタリが続いたので短期決戦に持ち込んでアワセを入れる。先ほどより手応えはなく、船長がタモ入れ。小型ながら本命ゲット。やはり、高めのタナがいいと判断して、娘の仕掛けも1.3mに変更。
本命4尾手中も娘は型見ず
11時半に1尾追加。午後になると、こまめにポイント移動して入れ直し。すると、娘に待望のアタリ。本アタリのタイミングで「今だ!」と声を掛けると、竿でアワせる前にリールを巻いてしまった。私が間髪入れず竿をあおってアワせたがスッポ抜け。
私はこのあと2尾追加して計4尾。娘は納竿まで本命のアタリを出せず15時に沖上がり。
残念な結果になってしまったが、「いつアタリが出るかドキドキしながら準備するのが楽しい」との言葉にホッとひと安心。ハゼエサシーズンにリベンジすることを約束して帰路に就いた。
<週刊つりニュース関東版 竹田和弘/TSURINEWS編>