春になると、昼間に潮が大きく引く日が多くなり、遠浅の地形が多い房総半島では、名物でもある春磯ウェーディングの季節となります。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター根本秀之)
房総半島の春磯ウェーディング釣行
ウェーディングは、文字通りウェーダーを履いて、潮が引いた磯を歩いて釣り場に行くため危険を伴います。初心者の方はまずはベテランの人と同行しましょう。
事前準備が重要
安全に釣行するためにも、しっかりとした装備が必要で、ライフジャケットやウェーダーはもちろん、房総ではおなじみのチャランボも必需品です。釣行時にはタイドグラフで潮の干満、風向き、天気図などは事前に必ず調べることが大事。
釣行場所の選び方
磯選びですが、私の場合には必ず海の状況や風の向きを実際にこの目で確認してから場所を決め、入磯前には岸からしばらく釣り場の状況をみて安全か判断します。予め釣行場所を決め打ちするようなことは絶対しません!
当日の状況
釣行の当日は、安全性を考え釣友2人と釣行し、潮回りは干潮が16:38で潮位35cmとウェーディングにはうってつけの潮回りでした。風は北東の風が6m程度吹いており、曇天で海はザワザワしていました。
ヒジキ島へ
北東の風を背中に受け、途中の経路も比較的安全な興津のヒジキ島を釣行場所とし、午後1時半に準備しました。ヒジキ島少し手前に、幅40cm位の溝があるので、そこだけ注意してください。
当日のタックルと仕掛け
釣り場に到着すると、海は程よくざわつき、濁りもいい感じに入っていかにも釣れそうな感じで、釣り座をヒジキ島正面にとり、沖側が友人、私はワンド側に入りました。
潮は基本的にワンドの奥から釣り座前を左に流れて沖に払出しています。使用したタックルは、がま磯アルデナ1号に、道糸、ハリスは共にWeb限定釣研プロトタイプX、ウキは釣研エイジアLCでまずは浮力Bからスタート。
磯や沈み根の際を狙う
釣り始めると、思ったより渋くたまに木っ端メジナが沖の潮目で釣れる程度で、潮も当て気味に流れたと思ったら、逆に動きまたすぐ当ててきたりしてフラフラしてます。
そこで狙うポイントを、潮の流れの中から磯際や沈み根を際狙いに変更しますが、それでもほぼエサが残ってきたりして渋い状況がしばらく続きます。そこでウキをエイジアの3Bに変更し、更に磯際や沈み根の際をべったり狙い、磯際で仕掛けを止めて魚が口を使いやすくしました。