10月に愛知県弥富市の玉や丸へハゼ狙いで釣行した際に、船長から11月からタコ狙いで出船するとの話が出た。タコと言えば夏のイメージがあるが、冬でもタコが釣れるらしい。盛期とは異なり数は望めないが、良型が期待できるということで11月19日に釣行してきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)
玉や丸でエギタコ釣り
釣行当日は午前8時前に出港。晴天だが、風が強い予報。沖に出ると予報通り風が強く船が速く流れるものの、釣りができないほどではない。
タックルは盛期と同様ダイワのジギングロッドに、PEライン4号を巻いた両軸リールをセット。リーダーは切れないことを重視し、50lbを使用。エギは個人的に相性が良いダイワのマダクLを2個セットし、オモリは30号を使用した。
時合いに良型マダコ連発
ポイントへ到着し釣り開始。だがタコからの反応がない。いくつかのポイントを回るも反応がないが、船長から満潮前後2時間が期待できるとのアナウンスがある。
すると、その時間帯に入ったタイミングでミヨシの山田さんに、待望の当日1匹目のタコがヒット。事前の情報通りまずまずのサイズだ。
しかし、やはり簡単には釣れない冬ダコ。なかなか次がヒットしない。そんななか、少し水深のあるポイントで再び山田さんにタコがヒット。1kgを優に超える良型だった。
連チャンで船内のテンションが上がる
その後、船中ではポツリポツリと反応が出だした。しかし、私はなかなか反応が得られないまま時間だけが過ぎていく。残り時間も少なくなり、ラストのポイントへ船が入った。
ここで朝からの風が少し緩んで、船が流れるスピードが少し遅くなる。このタイミングで同船者に連続してタコがヒット。加藤さんにもタコがヒットし、当日初の連チャンで船内のテンションが上がる。
私もラストチャンスを逃すまいと集中して狙うと、穂先に重みが乗った。大きくアワせてヒット。ようやく良いサイズのタコが釣れたところで終了の時間となった。
最終釣果
当日は前週と比べて水温が2度近く下がり、前日の雨の影響も受けてあまり良いコンディションではなかったが、どうにか1匹良型のタコが釣れて満足のいく釣行となった。
ちなみに船中トップ釣果は山田さんの3匹。タイミングをしっかりと捉えれば、複数釣果も望める。
玉や丸はハゼ狙いでの出船に加えて、状況を見ながら年内はタコ狙いで出船する予定とのこと。皆さんも冬場の価値ある良型マダコを狙って見てはどうだろうか。
<週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸/TSURINEWS編>
玉や丸
TEL:0567-68-1330
出船場所:境港