10月11日に時間が取れたので、連日暴風の中ですが短時間釣行を決行。太平洋へ行くほど時間も無いので日本海へ。久しぶりの日本海の様子を確認したかったので、エギングのみのお手軽タックルで挑みました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田村昭人)
日本海エギング釣行
北風の暴風予報がありましたが、前日よりもマシにはなっている感じだったので北風に強いポイントへ。連日暴風なのと日中なので人もプレッシャーの低い状態で釣りができそうです。
使用したタックルとエギ
当日使ったのは、7ft台のエギングタックル。3号エギは何年も買っていないので、昔懐かしのエギを2つ使い分けて秋イカを狙ってみることにしました。
25年以上前に流行った林釣漁具の腹太シャクリ布巻のグレー赤テープは、昨今流行りのエギとは異なりシャクリ抵抗が大きいため、縦シャクリメインで使います。
15年程前に購入したブリーデンのエギマル(マグマゴールドのオレンジ)は逆に抵抗が少なく横にダートもしやすいエギです。
小さめサイズの秋イカ顔出し
予報通り北風が強いが遮る山があり漁港前は割りと穏やかなな状態。堤防手前にいた先行者さんと会話するも朝4時に釣れたっきり全くと反応が悪い様子。
2.5号のベイトカラーのエギを使っておられたので、私は腹太シャクリ布巻から中央部で開始。まずはベイトも回遊している沖にキャスト、底からシャクリあげて誘ってみます。
風向きに反して良い感じの潮なのですが反応無し。2~3cmのベイトがウロウロ入ってきたり出ていったり良い感じに思ったのですが、サイトで確認出来るイカはエギよりも小さいサイズです。
表層や中層よりも底狙いと思って、着底からの3段シャクリからのゆっくりカーブフォールで丁寧に狙っているとクンとアタリ。わりと沖の底なのに、思ったよりも小さい秋イカが釣れました。
さらに秋イカを追加
ベイトがいなくなると沈黙が続くので、港内も試してみたものの、反応がありません。前日の大荒れの暴風で少し濁りも入っているため、エギマルに交換して着底から軽くシャクリからのダートで狙ってみることに。
足元まで回収したらエギよりも小さいイカがついていましたが、釣りたいのはこのサイズではないんですよね。また沖に向かってベイトが回遊してきたまわりを集中的に狙います。
するとダートからのカーブフォール中にラインが止まりヒット!揚げてみると先ほどと同じくらいのサイズの秋イカを追加しました。
シイラがかかる
ここで今まで入ってきてたベイトに含め、5~10cm近い大小様々なベイトが多く入ってきました。それも動きが早い、ここで突然水面が割れました。ボイルが起きて騒がしくなります。
どうやら魚に追われていたようです。エギをキャストしたら水面に着水と同時にヒット、手前でバレたものの、正体は30cm前後のシイラでした。
この状態ではきびしいと判断し、港内で狙うことに。ベイトも避難してきていたから、イカも同様かと思いきや。シャクリ上げたらまたシイラがヒット。
これも水面でバレてしまいましたが、エギング出来る状態でないのと、他の場所へ移動するには残り時間も無いので予定より30分早く納竿としました。
日本海の秋イカを堪能できた
プラっと短時間でも釣りに来て楽しめる秋イカエギングはやはり面白いですね。日中の短時間釣行でしたが、丁寧に底を意識しながらベイトを観察したことが釣果につながり調査もできました。
11月に入るとサイズUPして食べ頃サイズになるかと思いますので楽しみにしたいです。
<田村昭人/TSURINEWSライター>