九州地方では秋イカシーズンの真っ最中。なかでもミズイカ(アオリイカ)は大人気だ。今回は「ミズイカの炙り」を紹介。あっさりした味わいが病みつきになる。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
ミズイカ(アオリイカ)の旬
ミズイカ(アオリイカ)の旬と聞かれてもピンとこない人が多いだろう。一般的には春といわれるが、最近では一年中見かけるようになった。強いて言えば、秋から冬に釣れる、小~中型が軟らかくて美味しい(個人的)。
持ち帰り方
釣れたミズイカは専用の器具などを使って絞める。絞めることにより、墨を吐く回数が減り、クーラーに収納する時に汚れにくい。ジッパー付きのビニール袋に入れて持ち帰ろう。
下処理
持ち帰ったミズイカは軽く水洗いし、さばいていく。まずは下足を引き抜き、胴のフネ(透明な甲羅)をとって耳を外す。あとは皮を剥ぐいでいくと、胴、耳、下足の3つに分かれる。これで下処理は終わり。
超薄塩
下処理が済んだら「超薄塩」の塩水を作る。これにイカを漬けて10分ほど放置。その後、塩水からあげ、キッチンペーパーなどで水気をとれば炙る準備は完了。
最後の工程
ここからは最後の工程。まず、イカを食べやすい大きさにカット。
そしてアルミホイルに並べ、グリルにセット。ラストは強火で一気に炙り、イカが少し白くなれば完成。
半生くらいがちょうどいい。あっさりしているが、イカのうまみが口に広がって最高。
<松田正記/TSURINEWSライター>