釣ったミズイカ(アオリイカ)の「炙り」レシピ 薄い塩水に10分漬けるのがキモ

釣ったミズイカ(アオリイカ)の「炙り」レシピ 薄い塩水に10分漬けるのがキモ

九州地方では秋イカシーズンの真っ最中。なかでもミズイカ(アオリイカ)は大人気だ。今回は「ミズイカの炙り」を紹介。あっさりした味わいが病みつきになる。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)

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松田正記

TSURINEWSの〝レシピ〟が好きすぎて「藤まる食堂」をオープン。いろいろな釣りを紹介する地元(熊本)の釣りガイド。最新の釣果情報と魚料理のリアル二刀流です。

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ミズイカ(アオリイカ)の旬

ミズイカ(アオリイカ)の旬と聞かれてもピンとこない人が多いだろう。一般的には春といわれるが、最近では一年中見かけるようになった。強いて言えば、秋から冬に釣れる、小~中型が軟らかくて美味しい(個人的)。

持ち帰り方

釣れたミズイカは専用の器具などを使って絞める。絞めることにより、墨を吐く回数が減り、クーラーに収納する時に汚れにくい。ジッパー付きのビニール袋に入れて持ち帰ろう。

下処理

持ち帰ったミズイカは軽く水洗いし、さばいていく。まずは下足を引き抜き、胴のフネ(透明な甲羅)をとって耳を外す。あとは皮を剥ぐいでいくと、胴、耳、下足の3つに分かれる。これで下処理は終わり。

釣ったミズイカ(アオリイカ)の「炙り」レシピ 薄い塩水に10分漬けるのがキモ胴、耳、下足に分かれる(提供:TSURINEWSライター松田正記)

超薄塩

下処理が済んだら「超薄塩」の塩水を作る。これにイカを漬けて10分ほど放置。その後、塩水からあげ、キッチンペーパーなどで水気をとれば炙る準備は完了。

最後の工程

ここからは最後の工程。まず、イカを食べやすい大きさにカット。

釣ったミズイカ(アオリイカ)の「炙り」レシピ 薄い塩水に10分漬けるのがキモ食べやすい大きさにカット(提供:TSURINEWSライター松田正記)

そしてアルミホイルに並べ、グリルにセット。ラストは強火で一気に炙り、イカが少し白くなれば完成。

釣ったミズイカ(アオリイカ)の「炙り」レシピ 薄い塩水に10分漬けるのがキモグリルで炙る(提供:TSURINEWSライター松田正記)

半生くらいがちょうどいい。あっさりしているが、イカのうまみが口に広がって最高。

<松田正記/TSURINEWSライター>