11月5日、前週に続いて再び愛知県知多半島の大野海岸へアナゴ釣りに向かった。暗闇のなかヒットゾーンをピンポイントで狙い、釣果はマアナゴ16匹（6匹は小型のためリリース）、マアジ20cm、セイゴ20cm、ハゼ15cm（ゲストはリリース）と、ゲストも含めるとよく釣れた釣行の模様をリポートする。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）
TSURINEWS編集部
大野海岸でアナゴ釣り
これまでの釣行で、大野海岸にアナゴがいることは分かっている。釣り方も分かった。ではどうすればより大物をキャッチできるか、また効率良くアプローチできるかを探求したい。
自宅を午後3時に出発し、フィッシング遊の長久手店でエサを購入して釣り場へ向かう。購入したエサはアオイソメ。この場所ではアカイソメよりアオイソメの方が食いがいい（4回目なのであくまでも参考程度に）。
当日の仕掛け（作図：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）当日のコンディション
釣り場には午後5時に到着、前週と同じ場所に釣り座を構える。午前中は20度を超えて暖かかったが、午後になると風が出てきて、今は強風が絶えず吹き続けていた。
4週連続で来ているが、最初の1回目を除いて3週連続で強風で荒れていた。風の影響を受けやすい場所で、特に北西の風が吹くと荒れる。投げ釣りの場合、北西の風は向かい風でやりにくいため、穏やかな状態の日に狙ってみたい。けれど、これまでの経験から目の前の海が荒れていても、底荒れしていなければ釣れると分かっている。
到着時の釣り場状況（提供：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）遠投でいきなり本命
釣り開始は午後5時30分で、サオは2本出す。50mくらい遠投する必要があるが、風で戻されるため難しい。最初は30mで試してみると、エサは取られるがアナゴ以外のゲストがいるようでアオイソメをついばんでしまう。やはり50mほど投げる必要があるようだ。
投げ方を工夫して、なんとか思った位置に仕掛けを遠投すると、即アタリがありマアナゴをキャッチした。やはり限られた場所にアナゴがいるようだ。明るいうちは投げる位置をピンポイントで狙えるが、暗いと仕掛けがどこまで飛んだのか分からない。そうなると勘が頼りだ。
釣り風景（提供：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）明るいうちに確認を
明るいうちに投げる姿勢、リリースポイント、力加減を記憶しておき、その感覚を呼び出して投入する。
サオを振りかぶって仕掛けを遠投する。暗闇の中、ドボンと海面に落下した音が聞こえるので、投げてから落下するまでの長さで遠投した距離を推定する。この間隔が短かければリリースポイントがズレて狙ったポイントより手前に落下したと判断して投げ直す。
20cmのマアジもヒット（提供：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）
