今回は淡水釣り堀、特にキンギョとコイを狙う釣り堀で、100匹超えの『束釣り』を達成するために筆者が徹底して努力している秘訣を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
キンギョ&コイ釣り堀
キンギョ&コイ釣り堀とは室内・屋外どちらのパターンもあり、実は数多くのお店が首都圏にある。お店ごとに扱う魚種に差はあるものの、お店ごとに勝手があり特徴も様々で楽しい。いずれも私は『束釣り可能』な、魚影が濃くて爆釣が可能なお店にお世話になっている。
楽しみ方はそれぞれでOkだが、今回は100匹超えの数釣りを満喫するためのポイントを解説しよう。
束釣りの秘訣7選
筆者目線で淡水つり堀【キンギョ・コイ】で束釣りに大事な動作を7つほど順に記してみた。
手元で一連の動作を快適に
マイタックルでもレンタルでも手元で一連の動作を快適に行えるように常時ポジションを確認している。例えば、エサ置く位置やフラシの位置など、無理のない動作で手早く操作が可能な状態にする。
エサは動作の合間に適度な大きさに作る
同系つり堀数釣りでは、エサ付けはかなり重要な動作のひとつ。コツは釣り動作中にウキを見ながらエサを適度な大きさに作ること。合間とはいえど、どんどん作って素早くハリにエサ付けできるよう常時準備している。
ウキに出る動きを注視しつつ構える
つり堀といえば『エサを付けた仕掛けをつり池に入れると簡単にウキが沈んで、上げたらサカナが釣れているイメージ』があると思うが、実は簡単ではない。
ウキに出る反応としては、沈む、横移動、食い上げ、微細なツンアタリなどがある。これらの動きを頭に入れておき、竿を操作できる状態で構えておく。
可能な限り早掛け回転率重視
そこでウキに出る様々なアタリに反応してサカナを掛けていくのだが、『可能な限りで早掛け』が望ましい。もちろん刻々と変化するつり池状況により難易度も変化するのだが、重要なのは回転率重視であり『空振りやバラシでメンタルをやられない』ことなのだ。
2連や3連もしくはそれ以上連発で掛けることもあればその逆も然りで、空振りやバラシ連発なんてざらにあるからだ。
取込みは無駄なく抜きあげる
サカナの取込みであるが無理のない範囲で抜きあげて無駄なくフラシにサカナを持っていくことだ。つまり時間を掛けずに取り込むことが大事といえる。
サカナは最速に外す
そしてフラシにサカナを持って来たら、ハリのチモトを持ちロープに軽く引っ掛けて倒せばサカナは簡単に外れてくれる。飲まれた場合はハリ外しを使い、大きい場合はタモですくってから外そう。ここでの時間も束釣りにはかなり重要で、時間ロスを最小に抑えていく努力が必要だ。
マイ手返しを手際よく行う
ここまでの流れが一連の動作であるが、どれかひとつでも欠けると無駄がでてしまう。慣れてしまえばこっちものであるが、『早掛けと外し』が特に重要となる釣りで、マイ手返しレベルアップが釣果アップにつながる事は間違いないだろう。
筆者的つり堀釣行の楽しみ方
今回は爆釣するために筆者自身が実戦していることを一連のマイ手返しを通じてお伝えしたが、常に数釣りができる環境を維持してくれている魚影の濃いつり堀あってこそのものである。
私としての意見は、料金が発生するだけにたくさん釣って楽しみたいし、『自分自身が釣り上げた釣果の数や重量測定』などもつり堀の楽しさと考えている。そこで店主に現認してもらえば記録的釣果も生まれる可能性がある。数釣りを目的としている私としては、メインターゲットの釣りジャンルであり、手軽に簡単に遊べるのに奥が深い。今後もたくさん遊びに行くつもりだ。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>