4月23日、大型のメバルを求めて福井県・越前町の越前海岸へ車を走らせた。フロートリグを中心に沖のシモリに着いた個体を狙い、良型をポツポツキャッチ。狙いの尺メバルも出た釣行の模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・小松大祐)
越前海岸へメバリング釣行
大型のメバルを求めて福井県・越前町の越前海岸へ車を走らせたのは4月23日。当日は低気圧の影響で波が高く、特に越前岬より北側はうねりを受けて、サオが出せる状況ではない。そこでポイントを越前岬より南側に絞った。越前海岸は越前岬の南北で風や波の受け方が異なるので、諦めずに車を走らせるとどこかでサオを出せるポイントが見つかることが多い。
車を時折止めながら、明るいうちにポイントを見て海況をチェックしていく。確認した限り、魚の隠れ家となるホンダワラなどの藻類が、十分に形成されていなさそう。そうなると海中の岩陰やシモリがメバルの隠れる場所となるため、明るいうちにある程度位置を確認しておくと好釣果につながることが多い。
沖のシモリ狙いで20cmメバル
悩んだ挙げ句、ほどよく波気があり沖にはシモリが点在している普通であれば通過してしまいそうなゴロタ場をポイントに選んだ。辺りはすっかり暗くなり、沖にはいさり火が見える程度で常夜灯などの明かりは一切ないが、このようなポイントで大型のメバルに出会う確率が高いと思う。
沖のシモリにタイトに狙いたいので、フロートリグを結束。沖のシモリを狙ってキャストしていく。暗くなって早々幸先よく20cmクラスがヒットしてきた。
これはこれでうれしいが、狙いはあくまで大型のメバルとしていたので少し物足りなさを感じてしまう。
シンキングペンシルでも本命
ひとつのポイントから釣れるメバルは、大きいサイズから順番に食ってくることが多いので、これ以上の大型はいないと判断して次に移動。
ポツポツとメバルが掛かり、25cmクラスも食ってくるようになった。さすがにこのサイズになると引きも強烈だ。根に潜られないようロッドのバットパワーを上手に使いながら、一気に魚を浮かせることでキャッチ率が上がる。
オープンエリアではシンキングペンシルを遠投し、ゆっくり巻いてくるとコンディションのいい23cm程度のメバルもキャッチできた。