7月5日、台風一過で河川の濁りが心配されたが雨の合間を縫ってテナガエビ釣りに出かけた。エサの付け方や釣果を伸ばすコツなどの解説を含めてお届け。
人気のテナガエビ釣り
糸島半島は東に博多湾に注ぐ瑞梅寺川、西に加布里湾に注ぐ泉川がある。どちらもテナガエビが生息する河川だが注目されるようになったのは最近のようだ。
テナガエビ釣りが人気になったきっかけは有名YouTuberが紹介したからだと思うが、誰にでも手軽に狙えて食べてもおいしいということも理由のようだ。
さて今回は泉川の河口周辺に釣行した。自宅から10分ほどの距離にありテナガエビのほか、旬のウナギやスズキなども狙える。
エサのつけ方
早速仕掛けを作る。サオは釣り場によるが、今回はハエザオの3.6m、ミチイトは0.8号、小指の先ほどの玉ウキ、ガン玉、自動ハリス止め、エビバリといったとてもシンプルな仕掛け。
エサは岩デコやサシアミ、エビのむき身などさまざまで釣行の際は数種類用意しよう。釣り場によって食いの良いエサがあり釣果に差がでる。今回は短時間の釣りだったので、いつものエビのむき身を使用した。
この釣りで大切なのはエサの付け方だ。ハサミで米粒ほどの大きさに切ったエサをエビバリの先端にチョン掛けする。
一般的なエサ釣りではハリが隠れるようにエサを刺すが、この釣りに関しては、ハリ先にチョンと乗せる程度の小さいエサで良い。そうすることで、ハリ掛かりが良くなるので、ぜひ参考にしてほしい。