伊藤さとしのプライムフィッシング。今回はこのエサについて記者と伊藤さんとの雑談。雑談と言っても、多少は参考になると思うが(笑)。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース伊藤さとし)
集魚力の強い『野釣りグルテン』
「ところで記者さんは『野釣りグルテン』(ノーマル)を使ったことある?」
ありますとも!むしろ積極的に使っています。
「なんで?」
集魚性ですね。とくにこれからの厳寒期は、両グルテンの頻度が高くなりますから、集魚力を補う意味でも必携です。
「つまり素(白)のグルテンでは、集魚力が足りないと感じているんだね」
時と場合にもよりますが、まあそうです。
「『野釣りグルテン』の集魚材って何かな?」
それはニンニクですよ。あの強烈臭が魚をウキの下に呼び込むと信じています。それとカタログにはアミノ酸配合とも書かれていますから、その効果も期待しています。だって『野釣りグルテン』が発売される以前は、うま味調味料”味の素”を混ぜていたくらいですから(笑)。
「それで釣れるようになった?」
さぁ、どうでしょう。正直おまじない的な意味合いのほうが大きいかもしれませんけど…。
『ダントツ』は強すぎる?
「では『野釣りグルテンダントツ』はどうかな?集魚力の面では、こちらのほうが勝っていると思うのだけど」
エビ粉に魚粉、それに”マル秘スパイス”ですから、伊藤さんがおっしゃるように、集魚性では『野釣りグルテン』よりも上でしょう。でも使用頻度で言うなら、個人的には圧倒的に『野釣りグルテン』のほうです。
「それはなぜ?」
集魚力が強すぎると感じるからです。だから釣り場によっては、私としては使いづらく感じます。
「それはジャミのことかな?」
はい、あとはマブナやキャット(アメリカナマズ)など、とにかく本命以外の魚の食い気までも煽ってしまうことがあるので、使い方が限定されてしまうような気がしています。
「なるほど、たしかにそれはあるかもね。でもジャミや大型外道の活性が鈍くなる低水温期なら、『野釣りグルテンダントツ』の活躍の場は広がるんじゃない?」
そうですね。私もこれからの時期なら、むしろ『野釣りグルテン』よりも効果があるかもと思っています。