今年も栃木県の荒川にてカジカ釣りを楽しんできました。魚が太ってくるであろうシーズン終盤戦に狙いを定めた結果、数こそ8匹とふるわなかったものの、サイズは狙い通り良型揃い。必勝パターン探しに悪戦苦闘した釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
カジカ釣りのポイント
今回向かったポイントは、栃木県北部を流れる那珂川水系の荒川。カジカ釣りで有名な近所の鬼怒川や箒川に比べると小規模河川なのですが、塩谷地区より上流ではゴロタ場が多く、カジカのポイントが点在。水量があって比較的流れも速いことから、初心者向けとは言い難いのですが、とても雰囲気のいい川です。
当日のカジカ釣りタックル
サオは90cmの釣り堀用金魚ザオ。「カジカは釣れる時期に釣れる場所に行けば簡単に釣れる」なんて甘く考えていたのですが、ここ数年苦戦が続いているので、しっかりアタリが取れるコシが強いサオを準備しました(とはいえ、釣具量販店にて1000円くらいで購入したサオ)。
ハリは袖3号のカジカにしては小さめから始めて、魚のサイズや食いによって大きくしていく作戦。状況により柔軟に対応しようと思います。
エサはイクラ。昨年の余りを冷凍保存しておいたので、これを解凍して使用。その他、ミミズや川虫などでもOKです。
カジカの釣り方
カジカは比較的流れの緩やかな場所の石の隙間で、ジッと上流から流れてくるエサを待ち構えています。狙うポイントはサッカーボールサイズかそれ以上の石と石の隙間(穴)。そんな石が集まったゴロタ場は絶好のポイント。また、単独の石であっても、側面の隙間を探れば釣れる可能性はあります。
アタリは明確で、サオ先がブルブルっときたらそ~っと引き抜きます。また、イクラエサでやれば、魚がエサを食った際白いモヤモヤが見えるので、それもアタリだと思っていいです。
また、カジカは水深20~30cmの浅い所にいるので、箱メガネを持参して「見釣り」をやってみても面白いです。箱メガネは見釣り以外でも、やや深いポイントでは水中の穴を見つけるのにも役に立ちます。