6月17日、福井市大窪町の鷹巣釣船センターの徳吉丸に乗船し、解禁2日目を迎えた玄達瀬の様子を取材した。
鷹巣漁港から出船
午前5時、福井市の鷹巣漁港を出船。
当日は名古屋市の橋本さんが仕立てた1日便に便乗させてもらった。
橋本さんは鷹巣でも名の知れた大物ハンター、過去の取材でも120cm級のヒラマサを仕留めている。
今回はこれを超えるサイズのヒラマサを狙っての釣行だ。
1時間強の航程で玄達瀬に到着。
すぐに釣りを開始したが、最初のポイントは手応えがなかったため、小林船長はすぐに移動を決めた。
続いて狙ったのは水深50mの海底から突き出した、高さ30mほどの険しい根の周囲魚探で見ると「いかにも主が潜みそう」な神秘的な形状のギザギザした岩の山だ。
緊張の1投目、140mまで仕掛けを流したところでヒット。
まずは70cmほどのワラサがあいさつ代わりに顔を出した。
続けて同じラインで獲物が掛かる。
上がったのは77cmのオスのマダイ。
玄達瀬のマダイは沿岸より産卵期が遅く、今が乗っ込みの最中。
貫禄ある黒々とした婚姻色の偉丈夫が船上に横たわった。
この後、同型のマダイを追加。