標津は知る人ぞ知るカレイの聖地
知床半島の付け根にある標津町は帆立貝養殖で有名な場所。根室海峡を挟んで対岸は北方領土である国後島、右手は根室、野付半島の尾岱沼(おだいとう)、左手には世界遺産知床連山が望める最高の立地、知る人ぞ知るカレイの聖地である。
豊恵丸
地方から現地の釣果状況や予約はハードルが高いと思う。特にホームページがない地域ではなおさらであるが、標津でのカレイ釣りなら豊恵丸をおススメする。現役漁師にして競技ヨット選手、遊漁船船長、趣味でもプレジャーボートで釣りもされ、海をこよなく愛す今(コン)源浩船長はとても話好きで心優しい。わからないことはなんでも聞くといい。
初めて乗船の方に必ず?話すつかみは、「カレイはなぜ平べったいか知ってる?」ぜひ現地で聞いていただきたい。
カレイは5月から10月に出船しているが、大型を狙える5月、6月が狙い目だ。
豊恵丸:今船長 携帯090-3775₋2168
Facebook:今源浩
カレイ釣りのタックルと仕掛け
筆者はアナリスターカレイにキャタリナIC(PEライン2号)+先イトのタックル。オモリは蛍光系の50~70号を準備とのことだが、ロストはほとんどない。
仕掛けは関東の吹き流しスタイルではなく、胴つき両テンビンスタイルで上にもう1本ハリを付けた3本タイプがノーマル。佐々木銃砲店(中標津)、釣具センター中標津店で沢山の種類が手に入る。また、飲み込まれることが多いのでかえバリは多めに持参すること。
エサは、ご当地特産のホタテの紐が用意されているが、イソメを抱き合わせさせた方が食いはよかった。佐々木銃砲店で販売しており、大きいパックを1個購入しておいた方が間違いない。
北海道の仕掛けはカラフル、自作するとまた楽しさが倍増するのでリピートの際にはぜひ自作をお勧めする。なお、同宿は、無料貸しザオも提供しているので、事前に相談するといい。