5月5日(土)、山梨県上野原市を流れる桂川の上野原ワンドに釣友2人と釣行した。明け方前に桂川橋左岸にある駐車場に車を止めて様子を見ると、かなりのモジリが見られる。すべてが本命ではないだろうが、これだけ魚っ気があれば動きはあるだろう。
両グルテンの底釣りからスタート
午前5時前に準備に入り、私は同橋上流100mほどのところに釣り台を設置。
3人とも初めての釣り場のため状況が分からないので全員が21尺竿を継ぎ、両グルテンの底釣り。
水深は1.7m。
「流れは弱い」と聞いていたので私はバランスで釣友2人はドボン釣りを選択。
5時40分に開始。
流れはまったくなく、6時ごろからウキに変化が現れると、直後にアタったがウグイ。
ここからしばらく同魚のアタリは続くが30分もしないうちに静かになってしまう。
7時前に私はトイレで席を外すと、この間に17尺竿に替えていた竹内氏が「良型の本命をスレで掛けた」と言う。
これでかなり期待を持てたがその後、ウキが動くのは竹内氏ばかり。
下流に入った木村氏も「多少の動きはある」と言う。
9時40分まで動きがなかった私は試しに15尺竿に変更してみた。
10時20分から再開。
水深は20cmほど浅くなっただけ。
すぐにウキに変化はなかったが、11時20分に2回続けてカラツン。
その後また動きがなくなったので、正午から午後1時まで底休めを兼ねて昼食に。
午後から外通し釣りにチェンジ
再開15分ですぐにニゴイが。
下流方向からの風が強くなると、シモリや流れがでてバランスでは釣りづらくなったので2時から外通し釣りに。
午後から10尺竿に替えた竹内氏はウグイとニゴイが釣れただけで3時過ぎに納竿。
私はギリギリまで粘るつもりで時どきポイント休めを入れながら続けていると、6時前に突然の鋭いアタリ。
しっかり乗ったものの尺上のマブナ。
次投は消し込んだが空振り。
1投おいた6時15分、3節ほどダッと入るアタリにアワせると、一瞬沖に走ったが、すぐにこちらを向かせて水面に顔を出させるとデカい本命。
意外とすんなりとタマ網に収まったのは体高のある46.1cm!
これを機に納竿した。
あまり期待していなかった釣りだったが、まさかの尺半に興奮が冷めやらなかった。
<週刊へらニュース APC・若松恵治/TSURINEWS編>
山梨県 上野原市 桂川