秋時期にショアから狙えるルアーのターゲット・カマス。秋の風物詩ともいえるこの魚を弘漁港(福岡市東区・志賀島)で狙った。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・鈴木泰也)
志賀島でカマスゲーム
10月3日は弘漁港(福岡市東区・志賀島)でカマスを狙った。
志賀島の弘漁港に到着したのは5時前。しかし、土曜日の最盛期である。堤防に入るスキなし。あきらめて帰宅しようと思ったが、大きなテトラで足場が悪い場所が空いているのを確認。足元に注意しながら釣座を確保。
テトラにずらりと並んだアングラーは、ほぼサゴシ狙い。そして、人気のフカセでのチヌ釣り師たち。どうやらライトタックル片手にカマス狙いは私だけのようだ。
テトラ際でカマス連発!
夜明け前なので、アジの回遊がないものかと、ロッドアクションはアジ狙いに。昨年は日の出前に良型のアジが回遊していたのを思い出す。
ジグヘッドは1.5gに、ワームは実績十分の海毛虫Jr。オキアミカラーで探りを入れると、テトラのキワでひったくっていくアタリ!これはアジの引きではないなと、ヘッドライトをつけて確認すると、今季初物のカマスだった。
テトラのキワをリトリーブすると、ガガッとかみつくアタリ!ワームで連続ヒットを楽しむ。
今度はボトムを意識してチョンチョンとアクションさせると、今度は豆アジ。中型のアジを期待したが、回遊はなさそうである。
5gのメタルジグに替え、フォールでカマスと遊ぶ。
6時ごろ時合い到来
夜が明けると、あちこちでナブラ。水面を跳ねるベイトを追い、カマスやサゴシが身を乗り出している。隣では、ぽつぽつとサゴシもヒットしている。
6時ごろは一番の盛り上がりを見せている。私は小型のミノーに替え、水面でバイトするカマスをヒットさせ楽しむ。アタリが遠のくと、今度はジグヘッドに戻す。
このようにルアーゲームを楽しんでいると、時刻は7時前。日が昇ると、あっという間に低活性になる。
約2時間のゲームを楽しみ、帰宅してカマスの干物作りをした。すっかり涼しくなった秋の海に、皆さんも出かけてみては。
<週刊つりニュース西部版 APC・鈴木泰也/TSURINEWS編>
福岡市志賀島・弘漁港