今回は山梨・丹波川でのレジャーと渓流釣りを紹介。大自然の中での渓流釣りを楽しんだ後は、グルメや川遊びに昆虫採集がオススメだ。家族で楽しく夏レジャーを満喫しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・竹内尚哉)
丹波川の渓魚
丹波川とは、山梨県北都留郡丹波山村を流れ、多摩川の源流部であり、水量豊かで渓魚もヤマメ、アマゴ、イワナ、ニジマスとヤマメ・アマゴの遡上系(サクラマス・サツキマス)とも出会えるチャンスがある川だ。個人的に、近場で遡上系と遊べる確率のある数少ない河川なので、毎年数回は必ずお世話になっている川である。
タックルとエサ
丹波川で見かける渓流釣り師はエサ釣り、ルアー釣りに分かれるが、私はエサ釣りだ。
竿は6~7mクラスの渓流竿に0.4号以上の道糸を竿いっぱいに結び、ヤマメバリ、目印、オモリを使ったミャク釣り仕掛けだ。道糸は0.4~0.6号でちょうど良いだろう。
エサは川虫、ブドウムシ、ミミズを使う。
オススメの狙い方3選
実釣の際の、具体的な狙い方を3つご紹介しよう。
1.下流域から中流域
丹波川では下流域から中流域が個人的にオススメ。駐車場に比較的近い場所から入渓が可能なので、釣りをするまで疲れにくいことにある。
大淵が数多くあり、仮に釣れなくとも「釣れそうな期待が持てることも多い」ので挑戦していて楽しい。現に私の記憶に残る釣果は、こちらのエリアばかりなのである。
2.淵メインに探る
攻め方はシンプルに大場所の淵メインで狙い続ける。私の入るエリアにはそういった場所が多い。私の出会いたい遡上系の魚も、淵で休み休み移動を繰り返しているので、少ない確率ながらも狙っていれば出会えるチャンスは上がる。
3.へチ釣りも意外に狙い目
これは丹波川へ毎週のように来ている常連に教わったことであるが、堤防状や豆腐石のへチなどが狙い目である。特に角は増水時でも影響を受けにくく、一発の期待もできる。だが、根掛かりの危険もかなり高いので注意しなが慎重に攻めたい。私も実際にへチで釣りをして良型を得た経験があるので、小技の一つとして持っておこう。
丹波山村ではレジャーもオススメ
丹波山村には、道の駅と温泉、ローラー滑り台がある。自然の景色を楽しみながら食事、河原で水遊び、釣りや登山後に温泉、丹波山城には滑り台などがある。
外灯下での昆虫採集
夏にオススメなのが、外灯に飛んでくる昆虫採集だ。隣接する奥多摩エリアと一緒に楽しめる。車の往来はもちろん避けながら、飛んできた昆虫が落ちていそうな路肩でライトを当てて探してみよう。
森に入らなくとも誰でも簡単にミヤマクワガタやカブトムシが見つけられるだろう。
この辺りで採れる種類だとカブトムシ、ミヤマクワガタ、アカアシクワガタ、コクワガタなどがメイン。落ちている昆虫を見つけた時の感覚が、大人も実はかなり楽しめる。普段着で十分なので気軽に遊べる。
都心から近く家族にもオススメ
渓流釣りにレジャーも豊富な同地で夏を満喫してみるのも良いかもしれない。例年夏休みは私も家族で遊びに来ているが、都心から2時間圏内で遊べるので、ぜひ行ってみてほしい。
<竹内尚哉/TSURINEWS・WEBライター>
丹波川
所在地:山梨県丹波山村