4月2日、だいぶ平野部でも暖かくなったのを機に、久しぶりにエリアミノーイングを楽しむため、長野県大町市の鹿島槍ガーデンへ釣行した。
午前8時ごろ実釣開始
現地でエリアミノーイングの第一人者である重田佑馬氏と合流。
のんびりと受付棟でコーヒーをいただいた後、午前8時ごろから実釣をスタートした。
相変わらずの大型魚の魚影の濃さに驚きながらも、まず2号池からキャスト開始。
近々発売予定の『月虫55MD/HAL』で魚の活性をサーチしていくと、開始早々レインボーが猛烈チェイス。
惜しくもフッキングに至らなかったが、レインボーの反応は上々とみてサイトフィッシングで良型を狙っていく。
重田さんも良型のレインボーに狙いを定めたようで、あっという間に60cmクラスの良型をランディング。
いつもながら魚の反応に的確にルアーを合わせていく技術に感嘆しながらも、レインボー狙いでキーになるバイト直前のアクションにこだわっていると、50cmクラスのレインボーが連続バイト。
ようやくリズムがつかめてきたところで、鹿島槍名物の良型ブラウントラウトに狙いを変更する。
しかしながら2号池のブラウンの反応がイマイチなため、3号池へ移動することにした。
こちらは岸際の藻狩りが行われたようで、秋シーズンに訪れたときよりも岸沿いのブレイクが攻めやすく、中型のブラウンを連続で掛けることに成功した。
夕マズメに突入
その後はお昼休憩をとり、重田さんが良型のイワナ、私はレインボー数匹をランディングしたところで夕マヅメのプライムタイムに突入。
1号池がインレットからの濁りによりサイトフィッシング不能になってしまったため、2号池で勝負をかける。
4時を過ぎたあたりから良型が岸近くを回遊しだし、ついに納得のオスのブラウン60cmクラスをキャッチ。
ダートアクションに反応が良かったため、『デンス70F/HAL』で魚に見せすぎないようにアプローチしたのが功を奏したようだ。
もう1匹そばにいたメスの良型も、『メガララ77BL/iJetLink』(ダート系ミノー)でキャッチ。
閉園間際にイトウをフッキングミスしてしまったのが心残りではあるものの、春らしいアグレッシブな魚の反応を楽しむことができた。
標高の高い鹿島槍ガーデンはこれからがハイシーズン。
ミノーへの反応も劇的に良くなるので、迫力のチェイス&バイトを楽しんでみてはいかがだろうか。
なお私が店長を務める岐阜市のフィッシングタックル・カリプソでは、エリアミノーイングのアイテムが充実。
釣り方など分からないことがあれば、気軽に来店して聞いていただきたい。
<週刊つりニュース中部版 APC・大宮好騎/TSURINEWS編>