2月24日、短時間で楽しめるライトゲームをしに、兵庫・垂水漁港を訪れた。日が沈むと徐々に食いがよくなり、ショートバイトの連続ながら、タケノコメバルの数釣りを楽しむ事ができた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・原田誠司)
手軽に楽しめるライトゲーム
基本的な釣り方がシンプルで、誰でも手軽に楽しむ事ができるのがルアーを使った陸っぱりライトゲームだ。釣りの入門にも最適な釣りながら奥が深く、上級者も夢中にさせる魅力的な釣りである。
使うルアーが小さく荷物も少ないので、電車釣行にももちろん最適である。寒い時期はメバルが代表的なターゲットだが、タケノコメバルやガシラ、ソイなども楽しめる。
駅から近い垂水漁港
今回釣行した場所は兵庫・垂水漁港。JR東海道線、山陽電車ともに垂水駅で下車して、徒歩5分ほどの場所にあり足場も良好。電車釣行の方にオススメの釣り場である。
狙える魚種も多彩だ。ただし立入禁止の場所もあるので注意していただきたい。さらに車で釣行する場合、垂水漁港内の駐車場は時間制限があり、駐車したが帰る時に出られないという事になってしまう可能性があるので注意。
当日のライトゲームタックル
当日使用したタックルは、アジングロッドである権蔵鯵丸622LS、リールはコストパフォーマンスに優れたネロスト1000S、ラインはフロロカーボンラインの2lb。ルアーは1g前後のジグヘッドに1.5inch前後のピンテール系などのワームを主に使用。
魚をつかむためのフィッシュキャッチャーRミニも用意した。キャッチ&リリースで楽しむのはもちろん、魚からルアーを安全に外すためにもフィッシュキャッチャーやグリップなどはあった方がいいだろう。
早々にタケノコメバル
釣行したのは2月24日。薄暗くなってきた午後6時ごろから短時間だけ楽しむ事にした。とりあえず1gのジグヘッドで釣り開始。ジグヘッドの重さやワームをかえながら少しずつ移動を繰り返してキャストを続けるがアタリがない。
やがて日が沈んで真っ暗になり、ライトゲームにとって良い時間帯になった。しばらくすると、ワームを少しだけくわえるような小さなアタリ。アワせると魚の引きが伝わってくる。やり取りの末キャッチしたのは17cmほどのタケノコメバルだ。
ワームを変えて追釣り
その後もワームのカラーや種類などをかえたり、ルアーを通すコースや狙う水深をかえたりしながら狙う。同じワームを投げ続けていると魚がスレてしまうのでワームをかえるわけだが、魚がスレてからワームをかえるのではなく、魚がスレてしまう前にワームをかえる事で釣果を伸ばせる。
ワームをかえながら港内でキャストを続けていると10分に1回はアタリがある。この日アタリのほとんどがワームを少しくわえる程度の小さなアタリだったが、アタリは多く、20cmまでのタケノコメバルを次々と追加していく。時折メバルやガシラも交じった。
気が付くと午後9時前。アタリはまだまだあるので釣果をさらに伸ばせそうだったが、数釣りを楽しめたので納竿とした。
水温上昇でさらに楽しく
ルアーでのライトゲームは、これから水温が少しずつ上昇してくると、ますます面白い釣りができる。手軽に楽しむ事ができる魅力いっぱいの釣りなので、皆さんもチャレンジしてみていただきたい。
<原田誠司/TSURINEWS・WEBライター>
垂水漁港
所在地:兵庫県神戸市垂水区