【2020春】現地で失敗しないための『渓流エサ釣り』釣具&装備一覧

【2020春】現地で失敗しないための『渓流エサ釣り』釣具&装備一覧

渓流釣りの釣り方には、エサ・ルアー・テンカラ(日本式毛バリ)・フライ(西洋式毛ばり)がある。それぞれの面白みがあるが、今回は初心者でも楽しめるエサ釣りの釣具や装備についてご紹介したい。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース APC・津曲隼丞)

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淡水の釣り 渓流釣り

ウェーダー

渓流を快適に釣り歩くためには防水のウエーダーが必須になる。胸上までのチェストハイと腰上までのウエストハイの二種類がある。ウエストハイは時々冷水が侵入しやすいので、私はチェストハイを愛用している。

【2020春】現地で失敗しないための『渓流エサ釣り』釣具&装備一覧チェストハイウエーダー(左)とフィットスリムウエーダー(右)(提供:週刊つりニュース APC・津曲隼丞)

転倒防止に腰にベルトを着用すること。ベルトには魚籠(びく)を固定したり、タモを差したり、ドリンクホルダーを取り付けたりすると機動性も高まる。また、本流釣りや水温の低い春は、保温性や水抵抗を軽減できるネオプレーン製のフィットスリムウエーダー+鮎タビのスタイルをお勧めする。初夏からは、チェストハイウエーダーを中心に、登山要素も含まれる源流域だと速乾性トレッキングパンツ+ネオプレーン製スパッツ+沢登り用ソックス+沢登り用フェルト付きで積極的に濡れるスタイルが快適だ。

タモ

渓流釣りは細イトを使用するので、携行しなければならない必須アイテム。一般的に25cm枠が使いやすい。また、本流や川虫採取を兼用する場合は30cmがよい。そのほかにカヤなど天然木の木枠も味わい深いが、耐久性を考慮してステンレス枠を多用している。

ビク

釣れた魚を一時的に保存するための入れ物。持ち帰る際は乱獲防止も考慮しておかなければならないが、大変美味で新鮮なヤマメを頂けるのも釣り師の特権。持ち帰る際は、活き締めする。簡単な方法は、脳天をデコピンで2~3回打てばよい。また、保冷材よりも砕いた氷を多く魚籠に入れたほうが鮮度も保たれる。大型と中型があるようだが、機動性を重視して、ひと回り小さい中型を使用している。

【2020春】現地で失敗しないための『渓流エサ釣り』釣具&装備一覧ポンプ付きオトリ缶(左上)、引き舟(左下)、ビク(右)(提供:週刊つりニュース APC・津曲隼丞)

遊漁券

多くの河川では、漁協によって管轄され、ヤマメ放流も遊漁券収入によって維持管理されている。渓流で釣りをするためには(釣果の有無関係なく)、遊漁券を事前に、漁協・釣具店・商店で購入しなければならない。遊漁券を携帯していなければ、法的に罰則対象なので十分注意すること。

<週刊つりニュース西部版 APC・津曲隼丞/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2020年2月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。