2月8日(土)、東京湾のバチコンアジングを楽しもうと、横浜山下橋の渡辺釣船店に出かけた。バチコンアジングは、いかにしてアタリをだすか試行錯誤するのが最大の魅力だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・渡邉長士)
人気上昇中『バチコンアジング』
「バーチカル」と「コンタクト」を合わせた造語の略称。船からバーチカル(タテ)に落としてアジにコンタクトさせるという意。胴付き仕掛けのエサ代わりにジグヘッドリグを付けたもので狙い、発祥は福井県や三重県とされているが、最近では東京湾にも人気が広がっている。
バチコンタックル紹介
ステイトの接続はリーダー部に結んで、ステイトの端糸をジグヘッド方向に7回ほどハーフヒッチで編む。こうすることで編み込み部を移動することができ、枝スの長さを状況によって自由に変えることができる。これが「逆ダウンショット」の略で「逆ダン」と呼ばれ主流になりつつあるリグ(仕掛け)。面倒であれば三つ又サルカンを使ってもいい。枝スの長さは変えられないがイトがヨレにくいので、入門者にはお勧め。
バチコンの誘い&アワセ方
船長の合図があったら仕掛けを投入する。オモリが着底したらミチイトを軽く張りオモリを浮かさない程度に動かし、張らずゆるめず状態で5~10秒アタリを待つ。竿を小刻みにシェイクさせながらの巻き上げや、オモリ着底状態からさらにミチイトを送ってジグヘッドをフォールさせたり、さまざまな動かし方を試して反応のいいアクションを探る。
アタリはコツンと手元に来ることが多く、即アワセが基本。ほかにも一気に竿を引ったくるような明確なアタリや、チクッとわずかに触れた程度のものもある。仕掛けの重みがわずかに変化したらアタリのサイン。数を伸ばすためにはこの小さな変化でアワせられるかがカギ。