プロが教える釣りのための『ストレッチ』3選:下半身編 「ながら」でOK

プロが教える釣りのための『ストレッチ』3選:下半身編 「ながら」でOK

プロのパーソナルトレーナー宇佐美が送る「釣りに必要な体づくり」シリーズ。前回は『釣りに必要な上半身のストレッチ』をお届けしましたので、今回は対になる「下半身のストレッチ」を紹介していきます!

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・宇佐美 岳洋)

Takehiro_Usami

パーソナルトレーナー。時々、某動物のマネージャー。ところにより、フィッシングライター宇佐美です。「楽しくて、おもろい」ことがモットー!

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釣りは下半身に疲れがたまる

ポイントを探って常に動き回る釣りは、まるでスポーツです。歩いたり走ったりすることで下半身に疲労が溜まります。では動き回らない釣りは大丈夫なのかというと、釣行中じっとしている状態が続くので、下半身は「static(静)」の状態にあり、筋肉が硬直して疲れがジワジワと溜まります。

筋肉の疲れは「使い過ぎ」や「縮め過ぎ」からくるので、「伸ばす=ストレッチ」が必要です。どのような釣りでも、下半身は上半身以上にケアが必要なのです。

モデルは前回に引き続き、海釣りが大好き!『食べうごダイエット』を勧める菊地将平トレーナーです。

効果的な下半身ストレッチ

下半身のストレッチは毎日行っても大丈夫です。全種目、気持ち良く痛いぐらいの負荷で、30秒キープを2、3セット行うこと。ストレッチを行っている間は息を止めず、自然と呼吸するようにしてください。

身体を柔らかくしたい場合は、強弱をつけず静止して行うと効果的です。釣行前の準備運動として行うなら、負荷の強弱を入れてストレッチするとケガ防止にもつながり、釣り始めから身体が動かしやすくなりますよ。

1.もも前のストレッチ

プロが教える釣りのための『ストレッチ』3選:下半身編 「ながら」でOKもも前のストレッチ(提供:WEBライター・宇佐美 岳洋)

このストレッチはよく行われているものだと思いますが、ほとんどの人は足の甲か、つま先を握っていると思います。是非、足首を握ってください!握って引っ張る力が、もも前へダイレクトに伝わりますよ。

このストレッチではヒザをしっかり曲げ、カカトとおしりをくっつけたままキープしていきましょう!

同じ姿勢で伸ばすことが難しい人は、ヒザを真後ろへ引くイメージで行ってみてください。ヒザを痛めている人は、かかりつけの医師にヒザを深く曲げて良いかご確認下さい。

釣りでは、ポイントへ向かうため歩き回り、磯釣りなら岩を登るときなどにもも前の筋肉の力を使っています。船釣りで踏ん張るとき、陸っぱりアングラーが立ちっぱなしのとき、もも前の筋肉は縮みっぱなしになります。ぜひストレッチを!

2.ふくらはぎのストレッチ

プロが教える釣りのための『ストレッチ』3選:下半身編 「ながら」でOKふくらはぎのストレッチ(提供:WEBライター・宇佐美 岳洋)

ふくらはぎのストレッチ、写真左のものは「アキレス腱伸ばし」という名称で親しまれていると思います。筋肉の名称としては腓腹筋(ひふくきん)と呼び、カカトからヒザの少し上までの部分を指します。

写真右のストレッチは、アキレス腱伸ばしの形から、後ろへ引いた脚のヒザを曲げた状態です。カカトからふくらはぎの真ん中ほどにくっつく筋肉で、ヒラメ筋と呼びます(ちなみに、筋肉の形が魚のヒラメと似ていることから名づけられたそうです)。

ヒラメ筋はストレッチの伸び感が腓腹筋に比べて弱い部位で、伸びている位置が腓腹筋のときよりも足首寄りになっていることを実感できれば、正しくストレッチできています。

腓腹筋もヒラメ筋もふくらはぎを構成する筋肉で、第2の心臓とも呼ばれる部位。座りっぱなしの釣りでリスクのある、エコノミークラス症候群の予防にも効果的です。ヘラ師や、今の季節だとワカサギ釣りをする人にもオススメ。またヒラメ筋は足首に近い部位なので、足首を細くしたい方もぜひ!

次のページでおしりのストレッチを解説

緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。