寒グレシーズン本番到来 樫野の裏磯で良型顔見せ!【和歌山・串本】

寒グレシーズン本番到来 樫野の裏磯で良型顔見せ!【和歌山・串本】

1月9日、まだまだ例年より海水温は高い状態が続いているが、好釣果が続いている和歌山県串本の樫野へ釣友の室田氏と一緒にグレを狙って釣行した。連発することはなかったが、潮が動けばグレが反応し、良型をポツポツ仕留めることに成功。楽しい磯フカセを満喫することができた。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・谷脇英二郎)

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海釣り 磯釣り

樫野の裏磯でフカセ釣り

当日は、池畑渡船にお世話になった。樫野エリアでは、表磯に上がることができれば40cmオーバーや尾長グレ交じりで連日好釣果が出ている。当日も好調の沖磯に行きたかったのだが、前日の爆弾低気圧の通過により海は大シケとなり、裏磯限定での出船となった。

寒グレシーズン本番到来 樫野の裏磯で良型顔見せ!【和歌山・串本】当日のタックル(作図:WEBライター・谷脇英二郎)

とはいえ樫野の裏磯はポテンシャルが高く、寒グレシーズンの黒鼻周辺では50cmオーバーも望める磯が多く存在し、大物釣り師で賑わいを見せる。樫野エリアは3軒の渡船店で磯割りされており、当日も平日にもかかわらず各渡船が多くの釣り師で賑わっていた。

ウキツ崎へ渡礁

そして空が白み始めた6時30分に出船、船長の勧めで私たちはウキツ崎という磯に渡礁し釣りをすることとなった。当日用意したまきエサは、オキアミ6kgにグレパワーV9徳用とグレジャンボを混ぜ合わせたもの。さしエサは、くわせオキアミスペシャルとスーパーハード、V9のMサイズを用意した。

磯から周りを見渡すと、先端から潮目が伸びており、いかにもグレが潜んでいそうな雰囲気だ。とりあえず船着きに私、先端に室田氏が入り釣りを開始した。すると早速、室田氏のサオが大きく弧を描いた。浮いてきたのは40cmに迫る良型のグレであった。

寒グレシーズン本番到来 樫野の裏磯で良型顔見せ!【和歌山・串本】釣友と40cm超のグレ(提供:WEBライター・谷脇英二郎)

潮止まりでアタリもストップ

幸先のいいスタートで爆釣を予感したのも束の間、それ以降はコッパ尾長やイスズミが出て、グレからの反応がなくなってしまった。そこで気分転換を兼ねて私が先端の釣り座に入らせてもらい釣りを開始した。するといきなりウキが消し込まれるアタリ。しかし上がってきたのはツバス・・・。

その後は浅いタナでエサが残ってきたので、ジンタンを打ってウキごとゆっくり沈めていく釣りにシフト。するとラインに走るアタリが出てた。30cmほどのグレが釣れ、ボウズを免れた。次も同じ釣り方でもう1匹追加に成功。しかしその後は潮が止まってしまい生命反応がなくなってしまった。

寒グレシーズン本番到来 樫野の裏磯で良型顔見せ!【和歌山・串本】私にもヒット!(提供:WEBライター・谷脇英二郎)

風が吹くと良型グレ連発

休憩を挟み再び船着きの釣り座に戻って釣りを開始。すると風が吹きだし海面がザワつき始めた。これはチャンスと信じて残り時間集中する。するとまず室田氏がアタリをとらえた。姿を現したのは40cmを超える良型のグレ!そして記念撮影をしようとした時に私にもアタリがあり、35cmのグレを取り込むことができた。

その後も連発することはなかったが、潮が動けばグレが反応する状況で37cmと35cmを追加。しかし、それからはコッパ尾長がわいてしまい、納竿の15時となり片付けと磯の清掃を済ませて帰港した。

寒グレシーズン本番到来 樫野の裏磯で良型顔見せ!【和歌山・串本】ダブルヒットも(提供:WEBライター・谷脇英二郎)

樫野エリアでは水温が下がるこれからのシーズンに本番を迎え、数、型ともに狙えるようになる。皆さんも是非チャレンジしてみてほしい。

<谷脇英二郎/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
池畑渡船
出船場所:樫野港