今週のヘラブナ推薦釣り場【静岡県・門池】

今週のヘラブナ推薦釣り場【静岡県・門池】

長年の放流継続が実を結び、真冬でもウキが動く釣り場として定着した感がある静岡県を代表する陸っぱりフィールド。それが同県沼津市にある門池だ。厳寒期ゆえにアタリは極小、なのに釣れてくるのは良型。このギャップがたまらない。

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(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース 熊谷充)

TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

門池の概況

2020年1月7日から始まるウッドデッキ整備工事のため、水位を下げている。すでに予定水位まで下げきったので、以降は工事が完了する3月3日まで、このままの水位が維持される予定。

減水途中ならともかく低水位なりに安定していれば、釣果にはさほど影響はない。しかも減水したことで入釣しやすくなったポイントも多い。

今週のヘラブナ推薦釣り場【静岡県・門池】門池概況(作図:週刊へらニュース 編集部)

12月中旬に放流された新ベラは6枚1kgで約380kg。いわゆる小ベラなので、これが寄ってくると数釣りが楽しめる反面、それなりのセッティングとエサで挑まないとカラツン地獄に陥る。私は、ここに来たら良型地ベラ狙いなので小ベラはは無視。小エサ小バリなどにはせず、地ベラの時合いを待ちつつカラツンと適当に付き合って釣りを楽しみたい。

ポイント

水位が下がり気味なので、水深がやや浅い東側エリア(小林・床屋前)は不人気。またこの時期につきものの北風を嫌っているのか、南側の中央ひな壇周辺にも釣り人は少ない。釣り人が少ないイコールエサ打ちがされていない図式になり、魚の寄りも悪く納得のいく釣果は期待薄。できるなら日常的にエサ打ちされているエリアに入釣したい。以下がその代表ポイント。

(1)弁天島北側の水平護岸

減水によって満水時に水没していた水平護岸が露出している。釣り台も置きやすく、足元からドン深(水深約3m強)なので長竿は不要。護岸中央~芝生がよく、弁天島に寄るほど水通しが悪くなるのか、釣果は安定しない。風流れの影響を受けづらいポイントなので、底釣り一辺倒ではなく宙釣りもいける。エサはウドンセットまたは、活性が高ければチャカグルが面白い。

今週のヘラブナ推薦釣り場【静岡県・門池】風波がほとんどない弁天島北側のワンド(提供:週刊へらニュース 熊谷充)

(2)芝生

(1)同様に減水したことで水際に釣り台が設置しやすくなった。弁天島寄りの角や中央の出っ張り付近が有望で、木橋に寄るほど浅くなり魚影も薄くなる。

水際から4mほど先に乱杭が打たれて、それが水没している。杭だけならともかく杭と杭を結んでロープが張られている場所もあるので、取り込みの時はなるべく沖で浮かせて、そのまま一気に引き寄せたい。

今週のヘラブナ推薦釣り場【静岡県・門池】芝生に入釣する時は沖の杭に注意(提供:週刊へらニュース 熊谷充)

(3)ジャカゴ

裏の林に車が駐車可能。公園駐車場ではないので、開閉門の時間制限がない。手すりを乗り越える荒業が必要だが、越えてしまえば足場がいい。南向きの釣り座なので晴れれば暖かいし、北風も避けられる。手前から急深で長竿不要などの理由で、門池では常にナンバーワンの人気ポイント。またエサ打ち頻度の関係からか、新ベラが居着き数釣りも楽しめる。

12月23日の取材当日、芝生での底釣りで釣果5枚だったころ、ジャカゴに入った常連は底釣りですでに30枚超を釣っていた。そのほとんどが6~7寸の放流ベラ。対する芝生の私にはその時点で1枚も放流物は交じらなかった。

釣り方とエサ

門池での釣り方を解説する。

宙釣り

エサはウドンセットか両グルテン。ポイントはジャカゴや弁天島北側、中央ひな壇などの足元から急深な所ほどいい。竿は10~15尺でタナは1本半前後でスタートしてみよう。

底釣り

ポイントは限定なし。常連の多くも底釣りで狙っている。エサはグルテンセットかグルダンゴが面白い。竿は宙釣りポイントなら水深いっぱいで底が取れる長さかプラス2尺程度。遠浅地形の芝生は竿16尺以上が無難だ。

注意点

風流れが出やすいので、水の抵抗を受けづらい細めのラインを使用。道糸は太くても0.8号、宙釣りなら0.6号でもいいくらいだ。底釣りで流されるとトップがシモられて戻りが出なくなり、リズムがつかめない。上バリトントンに拘らず、魚が触ったらしっかり戻りが出るタナを探りたい。あまりにも流れが強いならライトドボンなどにして、エサの着底を安定させたい。

<週刊へらニュース 熊谷充/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
門池
入釣料無料。釣り台必携。
この記事は『週刊へらニュース』2020年1月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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