【関西】年末年始オススメ釣りもの3選:沖釣り編 テンビン釣りでマダイ

【関西】年末年始オススメ釣りもの3選:沖釣り編 テンビン釣りでマダイ

令和元年、新年号を迎えた年末、そして令和2年の年始を迎えようとしている今日、釣り納めや初釣りを考えているアングラーに、私のお勧めの沖釣りをご紹介します。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・片岡浩)

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船釣り エサ釣り

目次

年末年始のオススメ沖釣りターゲット

この時期、お正月には欠かせない魚種と言えばマダイではないでしょうか?おせち料理と並べて睨みダイがあれば豪華なお正月ですよね?そこで紹介させていただきたい釣りは、和歌山県日高郡日高町比井の岬丸(岬旅館)のマダイのテンビン釣りです。1月末ごろまでは、本命に加えメジロやツバスも交じり楽しめるでしょう。

二つ目の釣りは、和歌山県日高群みなべ町堺の純栄丸の船グレです。道具は磯釣りスタイル、船から沖のシモリを狙うので、大型や数釣りが期待できます。また底に入れるとチヌ(クロダイ)やマダイも顔を見せてくれる釣りで、磯釣りファンの方も必見です。

三つ目の釣りは、三重県鳥羽市石鏡の三幸丸の寒ビラメ釣り。ライトタックルで活きイワシを泳がせて釣ります。色々な魚種も顔を見せてくれるので、3月までは楽しめるでしょう。

1、マダイ

お正月と言えば、マダイ!めで鯛年にしましょう。

トフでテンビン釣り

岬丸は、第一二岬丸(冨田船長)と岬丸(北村船長)の2隻で、和歌山県日ノ岬沖の好ポイント(トフ)を中心に、テンビン釣りにてターゲットのマダイを狙っている。船は平成29年10月進水で、女性や子供も快適な海釣りが満喫できるトイレ、キャビン付という綺麗な船です。

【関西】年末年始オススメ釣りもの3選:沖釣り編 テンビン釣りでマダイ正月の睨みダイを釣りに行こう(提供:WEBライター・片岡浩)

道具は、オモリ100~120号対応の船ザオ、中型電動リールにミチイトはPEライン3~4号、テンビンにステンカゴ、クッションゴム2.5mm50cm、仕掛けはハリス6号、真鯛バリ12号1本か2本で、全長4.5m(仕掛けは船でも販売あり)を使います。

指示ダナを守るのがキモ

この釣りでのポイントは、まず船長の指示ダナや仕掛けの長さを守ることが一番大切です。分からないことがあれば恥ずかしがらずに、まず船長を呼んでください。優しい船長が教えてくれます。

帰港時には道具を洗える洗い場や、隣接している岬旅館でお風呂も無料開放(釣り客のみ)と、ありがたいサービスもあります。そして、岬旅館ではクエ料理をはじめ、おいしい料理も堪能できる船宿です。

▼この釣り船について
岬旅館

2、グレ

船から寒グレが狙える船宿を紹介します。

磯スタイルで船から寒グレ

次に紹介するのが、和歌山県南部(みなべ)の純栄丸(湯川佳基若船長)。こちらも親父船長と2隻での出船となり、同港沖のシモリ(沈み磯)にて船からのフカセ釣りで寒グレが狙えます。

道具は磯釣りスタイルで、磯ザオ5m前後にLB付きスピニングリール、ミチイトはナイロン2号、円錐ウキにハリスはフロロ2号、グレバリ5~6号、まきエサ、さしエサは船長が準備してくれますが、集魚材は持参する必要があります。

【関西】年末年始オススメ釣りもの3選:沖釣り編 テンビン釣りでマダイ磯スタイルで船から釣れる(提供:WEBライター・片岡浩)

攻略のカギはさしエサの刺し方⁈

この釣りは磯で釣るより断然釣りやすく、船長が好ポイントに着けてくれるので潮がよければ足元にまきエサをまいて道具を入れるだけで釣果が出ます。初めての方でも大型や数釣りが可能です。しかも、釣り上げた魚は船長がタモ入れ後に処理し、クーラーボックスに氷詰めまでして持帰れるようにしてくれます。帰港まで魚を触ることなく釣りが楽しめます。

好釣果を上げる一番のキモは、さしエサの刺し方です。これは当日船長に聞いてみてください。釣果がアップに繋がるはずです。

状況により他ターゲットでの出船予定になっている日もあるので、予約時に確認しましょう。

▼この釣り船について
純栄丸

3、ヒラメ

冬と言えば、やはりヒラメは外せない!

ライトタックルで寒ビラメ

最後に紹介するのが三重県石鏡(いじか)の三幸丸(里中典生船長)での、ライトタックルで狙う寒ビラメです。

サオはヒラメ専用ザオで、リールは小型電動リールまたは手巻き両軸リール、ミチイトはPEライン2~3号に8~10号のリーダーを付け、仕掛けは市販のヒラメ仕掛け(ハリス7号)オモリ60号を使用します。

【関西】年末年始オススメ釣りもの3選:沖釣り編 テンビン釣りでマダイ寒ビラメが狙い目(提供:WEBライター・片岡浩)

ポイントは石鏡沖40~70mライン。根の荒い場所も攻めるので、予備の仕掛けやオモリは準備しておきましょう。

イワシを弱らせないのが重要

釣果のポイントは、生きエサのイワシをいかに弱らせずウロコをはがさずハリにセットするかが重要なポイントです。イケスの中で素早くセットし、投入時も一気に底まで落とさずゆっくり落とし、底から50cm~1m切ってイワシを泳がせて待ちましょう。船長が海底の様子を細かく教えてくれるので、都度底を取るようにしましょう。本命以外では、マゴチやハタ、青物まで顔を見せてくれる楽しい釣りです。

▼この釣り船について
三幸丸
出船場所:石鏡漁港

<片岡浩/TSURINEWS・WEBライター>